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『サクラコード』第十一華-五 あらすじとネタバレ感想~ア・バオア・クゥーといっても宇宙要塞じゃありません

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『サクラコード』第十一華-五より

COMIC GUMにて連載中、みなぎ得一さんの
『サクラコード』最新話が公開されました。

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前回の感想はこちら

この記事の目次
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第十一華-五

一つ目坊主の慈忍率いる滋賀妖怪連の頼みで
百足馬蚿(ムカデバゲン・ゲンは虫に玄)の退治へと赴く石長たち。

百足馬蚿の居る竹生島に着けた船の上で待つ慈忍たちですが、
雪女郎たちは彼女たちの戦果に期待出来ない様子。

『サクラコード』第十一華-五より

慈忍は勝たねば、国家の威信にかけてと願いを込め返答。
外来の神の集まりである「中央」に助けを求めるのだけは避けねばならんと
意固地に日本の内々で処理したいと希望している様です。

そんなやり取りを聞いていた河太郎だけは
自らの土地の長であった思子淵神が負けた相手に
勝てる訳がないと憂鬱な表情で決めつけるのでした。

神社の手水舎で水を飲む今回のターゲット・武田甲陽。
彼の元に石長がやってきました。

『サクラコード』第十一華-五より

突然の来訪に戸惑う甲陽。
鎧姿から石長かと確認し、懐かしい顔に喜びを隠せません。

『サクラコード』第十一華-五より

ハゲたなぁと明るく声をかける石長に
剃ったんだよと切り返す甲陽。
旧友同士の再会の様な気さくさに驚く福太郎ですが、
何度か武闘会で戦った縁が有って友達みたいなものだと
鹿葦津が説明。
甲陽の方が二つ年上だそうです。

二人の初試合は第八回大会。
石長が中学一年生、甲陽が三年生の頃。

『サクラコード』第十一華-五より

中一の女と油断した甲陽が初戦で一本取られたんだと
笑いながら昔話に花を咲かせます。

しかし、計六度戦ったが勝てるのは初戦だけ。
二戦目以降が勝てなかったと悔しがる石長。

試合うのが楽しかったのは石長が
必ず新技を繰り出し一本目を取っていくからだったと思い返す甲陽。

『サクラコード』第十一華-五より

トワという違う名が飛び出して鹿葦津に確認する。
石長は吾田永久(アタ・トワ)、
鹿葦津は栄華(エイカ)という本名で
高校を卒業し鎮伏屋登録をした際に
女神の名前に変名したのだと言います。

『サクラコード』第十一華-五より

二人、境内の階段を上る。
そんな中、ふと石長が甲陽に尋ねます。
百足とのア・バオア・クゥーなんだってな、と。

自分も知ったのは五年前だと身の上を語り始める甲陽。

『サクラコード』第十一華-五より

自分が優れている分媚びへつらう弱者の無様さや愚かさが目につき、
人間の醜さや弱さに敏感になっていった。

『サクラコード』第十一華-五より

話を聞いていれば百足に洗脳されているとしか思えないなと
冷淡に指摘する石長。
かもしれんなと甲陽は鼻で笑います。

『サクラコード』第十一華-五より

名乗りながら、拳を突き出す甲陽。
それに対し、石長も拳をもって応えます。

『サクラコード』第十一華-五より

そして、神社の前でそのまま戦いに入る二人。
間合いを取り、お互いに構えながら向かい合います。

『サクラコード』第十一華-五より

別に話で解決出来る事案ではないのかと困惑する福太郎ですが、
今のドリル流とマグネ流の拳の掛け合いを行い
名乗りを上げた時点で百足退治も関係なく、
負けた方が腕を切られる真剣勝負になるとの事。

突然すぎる話の流れに福太郎も驚愕しますが、
その勝負は止まる様子が有りません。

『サクラコード』第十一華-五より

電磁力を体内で練り上げ鍛え上げる「大電磁力」を用いて舞うマグネ流。
地球の自転から来る「遠心力」と「引力」を足から体内に引き上げ
練り鍛え上げた「大重加力」を使うドリル流。
その二つが対峙し、今戦いのとき。

先手を取ったのは甲陽。
力強い震脚から放つのはドリル流太利拳【微塵羽虫】。

『サクラコード』第十一華-五より

ドリルのような突きを寸での所避けるも、触れた鎧が欠けるほどの威力。
本気をくみ取った石長は続け放たれる太重拳に驚きながらも
自らも磁極拳を合わせ打ち返します。

『サクラコード』第十一華-五より

同時に打った技は届かず、
石長が岩壁に叩きつけられる結果に。
福太郎も慌て筆を取り出しますが、
手を出さない様にと鹿葦津が制止。

『サクラコード』第十一華-五より

甲陽が太利拳以外にも使える事に驚愕する石長。
彼曰く、太速拳や太旋拳も少し使えるとの事。
しかし、それはお前もだろうと突き返します。

『サクラコード』第十一華-五より

そんな彼女が言葉も聞かず放つのは、磁極拳【花蟷螂】。

振り下ろされた両手の手刀を受け止める甲陽でしたが、
すかさず足のバーニアを利用し磁極拳【袋貉】で
顎をかちあげ、ドロップキックを見舞います。

『サクラコード』第十一華-五より

少しよろけながらも、それが楽しいところだと最後まで続けた甲陽。
そんな彼に対し、石長は苦虫を噛み潰したような顔をしながら
文句を口にします。

『サクラコード』第十一華-五より

私はまだ死ぬ気はないんだよ。
そう力強く言葉を放つ石長。

その言葉を聞いた甲陽はそうだよなと納得し、
自らの後頭部に手を置きました。

楽しかったが、じゃあ本気を出してもらおうか。
甲陽はそう言い放ち、
ダブルマンとしての自分の姿を露わにするのでした。

『サクラコード』第十一華-五より

感想

およそ1か月ぶりの『サクラコード』。
順調に続いていて何よりです。

前回、滋賀妖怪連の妖怪たちが
福太郎たちを引き留めた理由が明らかになりました。

山を巻くほどの大妖怪と格闘家のダブルマン
百足の力を身にまとい戦うなんて
仮面ライダー的な感じですな。

『サクラコード』第十一華-二より

そんな彼と因縁が有り、向かわざるをえなくなった一行。
会えば気さくな青年で仲良く喋るもんだから気が抜けましたが、
やはり格闘家、更には何やら色々と自覚も有る様で。
最後のやり取りを見るに、死が近い状況にはあるのでしょうか。

本来ア・バオア・クゥーといえば両者の合意がなければ
生きていくことも難しい一蓮托生の存在。

ダブルの説明
『サクラコード』第十一華-一より

福太郎獏奇の様に共生出来る方が珍しいし、
頭の中で声がするというのも浸食されている証拠でしょうし
心身ともに蝕まれていっているのでしょう。

むしろ身にまとい格闘技術で戦えるのは
甲陽が抵抗している証なのかもしれません。
そう考えると自分を殺してくれる相手を待っていた様にも見えますし、
彼自身の苦悩もこれから描かれるのでしょうか。

石長をどう思っているかとか、
その辺り少しストロベリったりするんでしょうね。
石長も会えるのを楽しみにしていたって言われて
顔赤らめてるみたいですし。

『サクラコード』第十一華-五より

にしても甲陽さんのドリル流
「地球の自転から来る「遠心力」と「引力」を足から体内に引き上げ
練り鍛え上げた「大重加力」を使う」って
ソレ自転パンチですよね。
鍛える事で自転パンチ撃てるとかすごいぞドリル流(笑)

ドリル流マグネ流の応酬も終わり、
次回からは妖怪バトルへと発展。

大妖怪の力を身にまとった甲陽に対し、
成す術は有るのでしょうか。
初戦は一本取れる石長がどんな搦め手で彼の隙を突くのか
次回も楽しみに待ちたい所です。

 

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