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『青のフラッグ』第40話 あらすじとネタバレ感想~だけど譫言の様に心は君の名を呼ぶから

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『青のフラッグ』第40話より

ジャンプ+にて連載中、KAITOさんの
青のフラッグ』最新話が公開されました。

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前回の感想はこちら
 

この記事の目次

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「第40話」

神よ 変えることができないものを受け入れる平静さを 変えることができるものを変えられる勇気を そしてこの二つを見分けられる賢明さを私に与えて下さい
『青のフラッグ』第40話より

「二ーバーの祈り」。
最近翻訳した本に引用されていた言葉だと紹介する明希子。
彼女は翻訳家をしているそう。

その言葉に感銘を受けたのか、真澄はメモを取ると手帳を取り出します。
気を良くした明希子は色々と紹介を始めます。

『青のフラッグ』第40話より

彼女と別れ、一人帰りの電車に乗る真澄は、
オススメの「元気が出る歌」のリストを見ながら
一曲ずつ、その歌に耳を傾けるのでした。

『青のフラッグ』第40話より

一方その頃、部活の出店を終えた二葉は
自習室にいた太一と合流。

『青のフラッグ』第40話より

ずっと自習室にいたのと尋ねる彼女に対し、
トーマと回ってたと説明をする太一でしたが、
その表情はどうにも訝し気で。

『青のフラッグ』第40話より

表情を見て心配する二葉。
何かあったとの問うも、
太一はその心中を吐露せず勉強疲れかなとはぐらかします。

『青のフラッグ』第40話より

そして、二人で向かった体育館。
盛り上がる館内ではラップバトルが繰り広げられていました。

時同じくして、「終了」の看板を出したファッション研究会の室内では
マミが意気揚々と準備に取り掛かっています。

『青のフラッグ』第40話より

どうなりたい?とトーマに質問するマミ。
なりたい顔は無いかという問いに、ピンとこないトーマ。
顔のパーツで気になる場所は無いかと聞かれても
考えた事も無く、
マミのやりたい様にやってくれと丸投げ。

じゃあガチでただのアタシの好みにしちゃうよと言いながら、
マミは彼の顔に手を添え始めました。

『青のフラッグ』第40話より

顔を触り、角度を変え、見定め。
作業を始めたマミの表情は真剣そのもの。

『青のフラッグ』第40話より

メイク道具を手に取り、
紫外線浴びまくりなのに肌がキレイだと羨ましがりながら
ベースメイクからスタート。

その頃、別室で片づけを終えたファッション研究会の面々。
手伝っていたケンスケはスマホが見当たらない様子。
慌てる彼と呆れる祥子たち、
その横でチェキを眺めるシンゴは、
1枚の写真を見て、親友の心配が杞憂に終わった事に安堵します。

『青のフラッグ』第40話より

体育館でライブを見る太一と二葉。
ふと見ると野球部の面々が。
トーマがいない事にホッとする太一。

彼の心中も露知らず、二葉は舞台に上がっている女子の衣装を
手芸部の友達が作ったのだと報告。

『青のフラッグ』第40話より

じゃあもっと前に見に行こうかと、立ち上がり前方に向かう二人。
でしたが人波に遮られ見えない。

『青のフラッグ』第40話より

ここなら丁度隙間で見えると太一が指した場所へ近づく二葉。
その瞬間、はしゃぐ男子の肩がぶつかり太一に抱き着く形に。

『青のフラッグ』第40話より

突然の出来事にドギマギする二人。
周りに見られ茶化され、慌てふためくのでした。

マミによりメイクを施されているトーマは、
眉をクッキリと描かれハッキリとした顔立ちに。

『青のフラッグ』第40話より

顔の印象は8割眉だと持論を述べるマミ。

その人の雰囲気や印象も顔から入るから、
メイクで眉を変えればその人の印象もガラっと変わる。

だから男子も眉とか肌とか手加えれば
印象変わって対人関係や仕事にも有利になるのにと
世の男たちのそういった無頓着を嘆きます。

彼女の言葉に感嘆するトーマ。
ホント意外とマジメだよなと微妙な誉め言葉。

それに対しマミも笑いながら、
マジメだけど「マジメだ」って言われるのは嫌だと答えます。

『青のフラッグ』第40話より

スマホを探しながら教室に辿り着き、
彼女の屈託のない笑顔をドアの隙間から眺めるケンスケ。

『青のフラッグ』第40話より

彼がドアの前に立ったタイミングで、
ふとマミがトーマに問いかけました。

やっぱ女の子みたいにしていい?と。

いやいやと笑って断るトーマでしたが、
彼女の真剣な眼差しに言葉が詰まります。

『青のフラッグ』第40話より

マミの突然の告白。
彼女はトーマが女の子だったら、
それかアタシが男の子だったら良かったのにと言葉を続けます。

そうすればこの「好き」はただの友達の「好き」になって、
どれだけ気持ちを口にしても、大事に思っても行動しても
周りも何も言わなくて嫌な思いもしない。

トーマも変に気を遣う事も無くて、
そうすれば友達に、親友に成れたのか。

それとも性別抜きにしても性格が問題?
とふざける様に続けるマミ。

何言ってんだよと問いかけるトーマに、
ケンスケの話を持ち出して話を続けます。

正直マジキッツイ
『青のフラッグ』第40話より

彼といるのは楽しいし、好きと言われるのも単純に嬉しい。
好きという気持ちは何も悪くないし、
「好き」と言われることは別にいい。

でも、と、彼女は自分の思いを口にします。

『青のフラッグ』第40話より

同じレベルの好きじゃないと
責めたり責められたり嫌われたり、そういうのが嫌だと言うマミ。

同じじゃないのは悲しいけど、分からなくもないけど、
好きになるのも嫌いになるのも勝手だけどしょうがないじゃない。

だからアタシはトーマにそんな風に思ってほしくない。
だからトーマとも健助とも友達でいたい。

一言一言にしっかりと相槌を打つトーマと、
徐々に歯切れが悪くなっていくマミ。

マミは頬を赤らめながら、しっかりと彼を見据え
一生懸命に告白します。

『青のフラッグ』第40話より

彼女のその必死な告白に、
下を向き考えるトーマ。

その思いに応えなければと、その口を開きます。
自分には好きな人がいると。

『青のフラッグ』第40話より

体育館では、友達の作った衣装を着た女子たちが歌い始め、
盛り上がっている様子。

『青のフラッグ』第40話より

二人は会場の流れに合わせる様に楽しみながら、
その距離を少しづつ縮めていきます。

『青のフラッグ』第40話より

トーマの告白を聞いたマミ。
彼の言葉に口を押え驚きますが、
盗み聞きしていケンスケがその戸を勢いよく開き、
乱入してきてしまいました。

『青のフラッグ』第40話より

そのままトーマに掴みかかるケンスケ。
声を荒げ迫る彼に対し、トーマは冷静に答えます。

『青のフラッグ』第40話より

激昂するケンスケ。
シンゴが慌てて止めに入るも間に合わず、
その事件は太一の耳にも届くことになるのでした。

『青のフラッグ』第40話より

感想

月一連載となった『青のフラッグ』。
毎度のことですが「これ見せられて1か月待てと!?」と言いたくなる
続きが気になって仕方ない引きになりました。

明希子から真澄に伝えられた「ニーバーの祈り」、
The Serenity Prayer」とも言われるこの言葉は
アメリカの神学者ラインホールド・ニーバーさんの祈りの言葉です。

変えることの出来ないもの、それは相手がどう思うか。
変えることの出来るもの、それは自分がどう思うか。

前回明希子さんが真澄の告白に返した
「相手がどんな評価を下すかはどうにもできない」という言葉と繋がるお話。

『青のフラッグ』第39話より

大多数から見て少数派となる自分という現状、
その大多数が自分に対し抱く感情や思考。
それは自分が何を言ったってどうにもならない。
だから、そう思われることを受け入れる平静さを。

自らが少数派だと思う事で、それを隠す相手に罪の意識を感じる。
そんな自分自身を変える勇気を。

とはいえ、自分の思いを伝える事で相手の気持ちを変える事だって出来ます。
それを見分ける賢明さ、というか柔軟な思考?

『青のフラッグ』第39話より

私自身「皆違って皆良い」と何事も思ってはいますが、
「皆違って皆良いとは思わない」と思う人がいる事もまた然り。

LGBTを「新しい人間の可能性」と考えるのも
「非生産非効率的な人間としての疾患」と考えるのもその人の自由。
そう思ってる人を咎め否定するのも間違ってるし、
そう考えてる人が他の人に押し付けるのもお門違い。

それも踏まえた上での「皆違って皆良い」なんですけどね。
他人に迷惑を掛けない限り、人間は自由なんですから。

哲学的な言葉や、明希子セレクションの
オススメソングを聴いた真澄
これからどんな行動を起こすのか。
とか思ってたらトーマですよ。

マミのお願いを了承したトーマくん。
眉ばっちりクッキリな美男子っぽくなりましたが、何か違和感(笑)

太一は彼が何かしらの理由で不機嫌になったと思っている様で気にしていますが、
彼自身は覚悟を決めた様な感じ。

マミさんも「同性だったらこの『好き』はただの友情になる」って、
彼女なりの悩みを吐露してるだけなのに
トーマにとってはそうでもない話なんですよね。

『青のフラッグ』第37話より

「性別が違う」から悩んでいるマミ
「性別が同じ」だから悩んでいるトーマ

彼女なりの真剣な気持ちを受け止めて、
信頼して自らの気持ちも口にしたトーマ
何を言ったかまでは明かされていませんが、
彼も彼でその真剣な気持ちに応える様、包み隠さず話したのでしょう。

信じてないってことじゃないの
『青のフラッグ』第29話より

遂に彼の口から本心が語られ、
受け止めたマミも驚きはしていますが
落胆や嫌悪の無い顔をしていますし、
「性別がなんだ!」って思ってる彼女なら
それはそれでと受け入れてくれてるんでしょうか。

とはいえ、そう受け取れないケンスケくんね。
正直このタイミングは無いわー、盗み聞きとか無いわー。
彼からすれば「自分の好きな女の必死な告白をバカな話ではぐらかしやがった」って
思うような内容でしょうから怒ってるんでしょうけど、
ココにいる全員が全員マジなんすよ。

まぁもちろんケンスケだって
マジだからこそ怒ってるんでしょうけども。

『青のフラッグ』第34話より

だからこそ真剣に告白して、
だからこそその言葉に激情して。
自らの固定観念に囚われてぶつかり合ってぶつけ合って、
青春ですなぁと思えるのは歳取ってからですから。

にしても、電話で情報が回るレベルって、
どれだけやりあったのやら。
まさか喧嘩の勢い余って窓から落ちたとかじゃ無ければいいですが。

一体全体ここからどうなる事やら。
ケンスケが怒りの余り言い触らさなければ良いのですが
それを太一が聞いてしまうなんてなったらもう目も当てられない。

前回の煽りは「トーマが変わる」、
今回は煽りは「見えていた世界が変わる」。
太一にとって何がどう変わるのか、変わってしまうのか。

そんな次回が気になって仕方ない『青のフラッグ』、
次回更新は2月13日水曜日。
またも1か月後になります。

バレンタインデー前日、
世間はやれ告白だやれ自分へのご褒美だと浮かれてそうですが
この話は全然浮かれてなさそうな予感しかしねぇ。

スマホアプリ「ジャンプ+」では、
そんな『青のフラッグ』の過去話も閲覧可能。
シンゴが写真見て笑っていた理由は
31話から33話辺りのケンスケマミの喧嘩をご覧ください。

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