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『十二大戦』コミカライズ版第7話更新~あらすじとネタバレ感想~

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十二大戦 第七話より

ジャンプ+にて連載中、西尾維新さん原作・暁月あきらさん作画の『十二大戦』漫画版最新話が公開されました。

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十二大戦 コミカライズ版

 

 

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第七話【子申】

大岩の前、胴着を着て構える砂粒。

大岩の前に立つ砂粒
十二大戦 第七話より

拳をゆるりと動かしながら大岩に当て、一撃を加えると大岩が爆発。
砕かれた岩の破片も全て粉々になり、砂の様に飛散するほどに細かく割れていきます。

よし!と振り返る砂粒。
そこには元は岩肌に覆われていたのであろう、荒れた更地が広がっていました。

更地に礼をする砂粒
十二大戦 第七話より

申の戦士・砂粒。
本名・柚木美咲
七月七日生まれ、身長150cm・体重40㎏。
これまで314の戦争と229の内乱を和平へと導いた、平和主義者の戦士、比類なき英雄である。

そんな彼女に、共に行動する子の戦士・寝住が伝えます。
あの際どそうな……もとい気弱そうなお姉さん、きっと今頃死んでいるだろうな、と。

それを聞いた砂粒はなぜそう思うのか、それが寝住の戦士としてのなのか、と問い返します。
寝住はあくびをしながら、才能なんて程じゃない、考えれば誰でもわかると返答。
まぁ鼠っていうのは沈みそうな船から逃げ出すというし、死相ってのが見えるのかもねと補足しながら、
あの子が死んだらあんたの所為だよね、と砂粒に告げる寝住。

それも何故なのかな?と質問を続ける砂粒に、砂粒との会話で庭取がどんどん弱くなっていっていたと指摘。
砂粒の『善意』に感化され、気弱な戦士が弱々な戦士になって行った、あれじゃ一般人にでも殺される。
あんたの毒気の無さは悪人には猛毒なのさ。と注意する寝住に対し、寝ていた筈なのにと疑問を抱く砂粒。

というか、今挑発されてるのかな?と寝住に確認、そういうの鈍くてと砂粒は理解していない体を示します。

じゃあこの話は止めよう、自分は感化されないから大丈夫と砂粒に伝える寝住は、次の話を進めます。
全員助かると言っていた和平案、4人死んでるが有効なのか?
その問いに砂粒はYESと返答。
更に、和平案は一つじゃないからね!と強調します。
状況に応じて変更していく必要があるからと補足。

それに対し、自分は戦いを停めようとは思っていないから任せると背を向ける寝住。
今度は砂粒が彼に疑問を投げかけます。

戦いを停めたいわけじゃ無い。
砂粒にも感化されない。
ではなぜ、和平案に乗ったのか。
平和主義者でも無さそうだし。

平和ってのはむしろ嫌いだね、と答える寝住。
普段は学校に通っているが、平和ボケしたクズばかり。
そんな奴らの為に命を懸けるのもバカバカしい。

世の中のクズも救っている事になるし、むしろ救われると人はクズになる。
戦争を他人事と思い、戦士は好きでやっていると考えている。
守れば守るほど、殺したくなってくる。

教えてくれよ平和主義者。
一体どうやって折り合いを付けるんだ、と問い返す寝住。

砂粒は十代の少年らしいセンシティブな悩み、幼稚だと切り捨てるのは容易いと思いつつも、しっかりと返答を考えます。

折り合いは付けない、一生悩む。

正直な、そして素直な返答。
その答えを聞いた寝住は、聖人としては満点だが、凡俗には通じないと切り捨てます。

惨状が頭をよぎる
十二大戦 第七話より

凡俗には通じない、その言葉を聞き、過去の惨状が頭をよぎる砂粒。
寝住はそのまま、彼女に強いよなと問いかけます。

砂粒は謙遜し、護身術程度にはと答えますが、床を割ったのはアンタだろうと確認されます。

十二大戦開始直後、和平案に乗ってくれた二人を呼んだ直後、背後からのただならぬ殺気を感じた砂粒。
十二大戦を早々に終わらせようとしていた誰かがそれを行動に移す前に、とっさの判断で床を破壊し離散させたのだった。

とっさの判断で床を破壊する砂粒
十二大戦 第七話より

誰なのかは分からなかったし、皆を逃がすのに精いっぱいだった。
そう答える砂粒に、また謙遜するなよと言う寝住。
アンタならソイツを特定し倒せたんじゃないのか、そう質問を続けます。

砂粒は黙考の上、出来なかったとは言わないと答えます。
でも、私はそんな力の使い方はしないと続けます。

力の使い方を問う砂粒
十二大戦 第七話より

正しい力の使い方、であれば、その殺気を放った奴が正しかったんじゃないかと思う。
寝住は持論を伝えます。

アンタは手間暇かけて和平や停戦の交渉をしているが、その大きい力で早々に終わらせた方が結果的に多くの命を救えるんじゃないか。

その問いに、どういう事かと確認をする砂粒。
だから、十二大戦に参加しているような命を守らなければならない理由ってなんだよ、と返す寝住。

十二大戦の参加者について
十二大戦 第七話より

そんなのは現実が見えてない奴の言う綺麗事だ、と言い放つ寝住に対し、砂粒ははっきりと言い返します。

それが君の結論なら、今すぐ戦士をやめた方がいい。
戦う資格が全然ないから。

口をつぐむ寝住に対し、私ほど人を救えなかった人間も居ないよと伝える砂粒。
救おうとして救えなかった人が沢山いる。数えきれないくらい、忘れられないくらい。
国が亡ぶのを、謂れのない虐殺を、正義の名の元の蛮行を。

様々な惨状を見てきた
十二大戦 第七話より

見て見て見て見て、ずっと見て見続けて、その上でこの道を選んだ。
戦争を終わらせるのではなく、停める事を選んだ。
震える手を見つめながら、決意を語る砂粒。

自身何度もひどい目にあったけれど、それでも皆と仲良くしたいと思った。
皆と幸せになりたいと思った。
綺麗事なめんなよ、ボク。

数えきれないほどの悲しみを背負う彼女は、自分の覚悟と決意を少年に伝えるのであった。

感想

前回、遂に敗北した庭取。
話は彼女と別れた寝住、砂粒の二人に戻りました。

一撃で岩を破壊するほどの力を持つ砂粒。
そんな彼女が何故平和主義者として活動するのか、その一端が語られた回でした。
てっきり頭を使って戦うタイプだと思っていましたが、まさかの破壊力。
二重の極みなんてかわいく見えるレベルの攻撃力を持った彼女が平和主義に走る理由。
それはみんなと幸せになりたいという、何とも純真で純朴な思いからでした。

この言葉を聞いた寝住は心打たれ、感化されるのでしょうか。
とはいえ、結果一人しか生き残れない筈の十二大戦。
他の者たちから甘いと称されるであろう彼女の考え、作戦が功を奏すことは出来るのでしょうか。

あと全然関係ないけど、砂粒のお尻からのアングルが多い気がする(笑)

力の使い方を問う砂粒
十二大戦 第七話より

次回更新は11月11日。
タイトルは【子卯巳申】
憂城がこの二人に襲来の予感。
死亡フラグビンビンの砂粒たちは生き残ることが出来るのか。
次回も楽しみにしております。
 

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