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『サクラコード』第十二華-一 あらすじとネタバレ感想~朝夕の食事はうまからずとも誉めて食うべし

19/02/04web・スマホマンガ, 更新情報サクラコード

『サクラコード』第十二華-一より

COMIC GUMにて連載中、みなぎ得一さんの
サクラコード』最新話が公開されました。

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第十二華-一(第41話)

太古の日本国<葦原中国>。
それを治めていた王・大国主神(オオクニヌシノカミ)は
天津神による「国譲り」、すなわち支配権を
高天原の天津神に明け渡す事、の申し出を承認しました。

『サクラコード』第十二華-一より

高天原と葦原中国の中間分岐点・天之八衢(アマノヤチマタ)に
天津神も恐れる岐神(フナトノカミ)・猿田毘古大神が現れましたが、
向き合った神に一歩も引かない強き神である天宇受賣が公証人となり、
一行は猿田毘古の先導で天降る事となります。

『サクラコード』第十二華-一より

天孫一行は天浮橋から筑紫日向の高千穂の
久士布流多気(クシフルタケ)に降り立ち
土地誉めをし、その地に立派な宮殿を立て
居住する事にしました。

そしてある日、邇邇芸命は笠沙岬で
美しい少女に出逢います。

『サクラコード』第十二華-一より

彼は彼女をとても気に入りその場で結婚を申し込みますが、
姫は即答せず自らの父神に相談をと答えました。
早速大山津見神に申し入れると大いに喜び、
姉の岩長姫と結納の品々と共に
鹿葦津姫を邇邇芸命に嫁がせました。

しかし姉の岩長姫は男勝りな醜女、
つまり強恐ろしい女で妹とは正反対。

『サクラコード』第十二華-一より

姉だけ返ってきたとなった父神は大いに恥じ、
二柱並べればその御子は岩の様に永く
花の様に美しく子どもが育ったろうにと
親子揃って天孫を呪いました。

『サクラコード』第十二華-一より

そしてその後に邇邇芸命の御子を身ごもった鹿葦津姫。
子どもが出来たと伝えるも、
一宿婚、すなわち一晩の逢瀬で身ごもらせられる訳がない。
自分の子では無く国津神の子だろう?と言い出します。

それに対し大いに恥じた鹿葦津姫。
室に篭り、天孫の子なら火に焼かれても何の障りも無いでしょうと
火を放ち焼きました。

『サクラコード』第十二華-一より

火中で生むことで母君の誓いを証明した姫。
しかし天孫に疑われた事を恨みとし
今後共に語ろうとはしませんでした。

邇邇芸命はそれを嘆いて
千鳥ですら一番(ヒトツガイ)なのに自分の妻は寝床も与えてくれないと
身勝手で女々しい歌を詠み、後に崩御したとされています。

『サクラコード』第十二華-一より

諸説あるがそれが木花開耶媛と岩長姫の神話です。
万善車王を運転しながら、福太郎に話す鹿葦津。

『サクラコード』第十二華-一より

石長が岩長姫から引き継いだ呪い。
それは姫自身が自らに賭けた変貌していく呪い。

神性の強い古代人なら龍人程度で留められても
現代人の石長にとっては血液までも石化してしまう程に強く
鎧で防がなければたちまち進行してしまう。

『サクラコード』第十二華-一より

治療用の新しい鎧は?と石長を心配する福太郎。
鳥取の金屋子神社から新しい鎧を運んで来てくれており、
合流場所は鳥取と強との中間・兵庫県三木市。

大阪出身の福太郎からすれば、
日本海側から舞鶴若狭経由で天橋立辺りの方が
距離が近いんじゃと確認しますが、
金屋子が三木を指定してきたから何かあるんだと思うという返答。

無事京都大阪を抜けられたらええけどと懸念する福太郎でしたが、
その言葉を遮る様にアラートが。

コンテナに何者かが取り付きましたというその音声に外部カメラを見ると、
なにやら犬の様な黒い影が多数、追いかけてきています。

『サクラコード』第十二華-一より

それは不吉な言葉を呟きながらコンテナにへばりつくと、
重なって大きな一体の獣に変化していきます。

大きくなった送り狼。
合体を続けながらコンテナをよじ登り揺らし始めました。

『サクラコード』第十二華-一より

一旦止めて怪異を仕留めようとする鹿葦津でしたが、
突如車体から飛び出す人影が。

【マグネ流磁極拳・電龍】を送り狼の眉間に打ち込み、蹴散らす。

『サクラコード』第十二華-一より

予備のパーツで賄っている状態でありながらも、
彼女の技のキレは衰えない様で。

一撃で送り狼を蹴散らし、一同は兵庫県三木市を目指します。

『サクラコード』第十二華-一より

感想

何やかんや有りまして、
「何やかんや」で収まる気がしない何やかんやが有りまして、
福太郎フラシスは一路兵庫県へ行く事となりました。

『サクラコード』第十一華-七より

あれ?一話飛んでる?
ムカデはどうなったの?と気になる方、
何やかんやが見たい方は1月25日発売の
サクラコード』最新刊第5巻をお買い求めください!

第40話は第5巻で!っていうから
手長足長とかの解説コーナーみたいに
「知ってると更に楽しめますよ」的な話を挟むのかと思ったら
ガッツリ本編っていうね。
買わなきゃ楽しめないレベルじゃないですか。

まぁ石長姉さんの素顔というか素顔じゃないっていうか、とか
福太郎㒖念筆(㒖は亻に萬)の新たな可能性とか
百足の「有名な妖怪なだけに史実をなぞらさせられる」呆気なさとか
読まなきゃ損な1話になっていますので
その辺り気になる方は是非お買い求めください。

今回語られたフラシスの二人と
同化している神性、岩長姫鹿葦津姫
邇邇芸命に振り回された二柱の女神のお話ですが
もう酷い話だ。

王家の息子が町娘を見るなり「姉もいるか」と尋ねて
見てない姉まで二人とも我が妃に!とか言い出して
この娘の姉ならさぞかし可憐だろうとか勝手に思い込んで
いざ蓋を開けたら似ても似つかないからって
お前は要らないと突っ返して
残った妹もくんずほぐれつしておきながら
子どもが出来たら俺の子じゃねぇとか
浮気したんだろとか言い出す。

生粋のダメ男にしか見えないぞニニギ
そりゃ鹿葦津姫もガチギレするし
親子も呪うわ。

『サクラコード』第十二華-一より

婚前交渉もして結納も収めて妊娠してから突っぱねるとか
現代なら多額の損害賠償ものですよ。

突っぱねられた強気な姉・岩長姫さん。
鹿葦津姫と異なり醜女だとは様々な資料でも共通の様ですが、
不細工という事ではなく強恐ろしいという今回の解釈。
そりゃ可憐な妹とは正反対かもしれんが、
これはこれでというかむしろ個人的にはお姉さんの方が好み。

『サクラコード』第十二華-一より

可憐だと思っていた妹も浮気の証明に火つけて篭もりながら
出産するなんてクレイジーな人ですし、
ある意味この姉にしてこの妹ありだったのでは(笑)

もうちょっと思いやれる男ならこうはならず皆幸せだったろうに。
相手を気遣うって大事。
まぁそういう男だとなると、
この神話自体無くなってしまう訳ですが。

まぁそんな色々が有って気付かずに自分を呪っていた岩長姫さん。
の呪いを受け継いでしまった石長

岩長姫からすれば竜になっちゃう!程度の呪い、
程度って言ってもエライ事でしょうけども
それも石長にとっては血液すら石化する
大病以上のモノになっており
鎧なしでは生きていけないレベル。

露わになるその体
『サクラコード』第十一華-一より

「何やかんや」で宝憧王も壊れちゃったもんだからさぁ大変。

次の舞台は兵庫県三木市。
三木市といえば「ほうらく堂」さんのボリューミーなかき氷やおまんじゅうがオススメ。
大阪からだと新名神乗って1時間弱の距離にあります。

と、そんなお店に寄っている余裕はない福太郎一行。
いざ三木!という所に現れた送り狼
「男は狼なのよ」では済まない不穏な言葉をつぶやく怪異をすっ飛ばし、
一路三木へ向かう彼らですが、まだまだ道のりは長そうです。

『サクラコード』第十二華-一より

足洗邸の住人たち』では最終回で色々有ったと言った感じの福太郎でしたが、
それこそ「色々」では収まらないレベル。
彼の長期旅行もまだまだ続きそうな勢い。

次回更新も楽しみにお待ちしています。

あと、関係ないけど
今回出てきた少し若めの宇受賣さん可愛い。

『サクラコード』第十二華-一より

今のクールビューティーっぽくも悩みの絶えない
宇受賣さんを見たい方は
既刊『足洗邸の住人たち』や『大復活祭』をご覧ください。

なお、最新刊第5巻の発売を記念して、みなぎ世界の住人たち。という
公式twitterアカウント(@ashiaraiyashki)を開始。

コミックGUMでは発売とアカウント開始を記念し、
期間限定で様々なグッズの発売が発表されました。

高精細複製原画・プリモアートや
アクリルオーナメントなど、このタイミングでしか手に入らない
限定グッズが登場。

みなぎ世界の住人たち。twitter(@ashiaraiyashki)より

みなぎファンの方も『サクラコード』から知った方も
是非是非お買い求めください。

詳しくはコチラにて↓

 

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