『わたモテ』喪151 あらすじとネタバレ感想~パラメータ的には自動操縦型に近い

ガンガンオンラインにて連載中、
谷川ニコさんの『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』最新話が公開されました。
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【喪151 モテないし勝利する】
球技大会(プレイマッチ)2回戦。
卓球の試合は再び3-5の勝利。
しかしながら、ゆりだけは今回も敗北。

そのことを再び陽菜がイジりますが、
何も答えず無視。
ですが、そんなゆりから智子に、
一通のメッセージが。

自転車置き場で合流すると、
ゆりから突然のお願いが飛び出しました。

この前一年生の子の練習付き合ってたでしょと
雫との練習を引き合いに出すゆり。
一人だけ負けた事を気にしているのかと思いつつも、
場所が無いと智子は告げます。
体育館は雫のおかげで借りられていただけ。
しばし考えた智子でしたが、
ふと丁度良い場所を思いつきました。

向かったのはアミューズメント施設。
受付に辿り着くもゆりの袖を引っ張り前に出す智子。

以前に何度か漫画喫茶を利用した事があるそうですが、
店員さんとの会話はゆり任せ。
学割を利用し4時間コースで入場。
店員さんの説明を聞いて、2階へと向かいます。
ビリヤードやパチスロ台を通り、
奥にある卓球スペースへ。

早速練習を始めようとしますが、
ゆりが何故上手なのかと気になる質問。
中学の時ゆうちゃんとかとよくやっていたからかなと
自問する智子。
上手くなるコツはあるの?と
ラケットで球を弾きながら尋ねるゆり。
ネットに突き刺さった球を見ながら、
ラリーを続ける意識をと忠告します。

しばしラリーを続け、休憩。
フリードリンクで智子はコーラ、
ゆりはアイスティーで喉を潤します。

卓球スペースに戻ると、無人だったはずの場所から楽しそうな声が。
入るとカップルが和気あいあいと卓球をしています。

その横で練習を続ける智子たちでしたが、
智子の我慢が限界に。

お互いそんな経験も無いのにダーツに向かう。
浮かれた大学生がやってるイメージだけど
一度やってみたかったという智子。
卓球の練習は?とゆりが問うも、
今はあのカップルに勝つ方が大事だと言い出します。

しかしやり方もわからないダーツ。
取り合えず2人プレイを選択し、
順番に投げ始めます。

まずは智子が3投。
よく分からないが交代の様なのでゆりの手番。

いつもの様に豪快なプレーで
智子を驚愕させます。

ルールが<01>の様で、
先に0ポイントになった方が勝ち。

そのまま最後までプレイするも、
今回はゆりが勝利しました。
智子は丁度0にならなきゃいけないとか運ゲーだしと
負け惜しみ。
そしてカップルもいなくなったので再び卓球へ。
行くかと思いきや、ちょっと休憩しようと漫画喫茶に行く事に。

二人スペースに転がりながら本を読む二人。
いつも一人で利用していた智子は、
ペアだとこんな大きな部屋になるのかと呟きます。
何だかんだこれが一番楽しいし落ち着くと続ける智子。
ダーツも勝てたし楽しかったと
あえて勝利を蒸し返すゆり。

確かに二人で来なければダーツなんてやる機会なかったしと
貴重な経験だったと感慨にふける智子に対し、
次は真子と吉田さんも呼ぼうかとゆりが提案します。

少し考え、連れてきたかったら根元さんや加藤さん、
成瀬さんも呼んでいいと続けるゆりでしたが智子は生返事。
大勢呼ぶと漫画読みづらいしなと話半分に口にするその姿を見ながら、
ゆりはそっと微笑むのでした。

が、突如起き上がる智子。
隣のスペースから聞こえる声で先ほどのカップルだと推測し、
何かエロい雰囲気になってるとゆりに報告。

更に慌ててPCを触り始め、何してるのと確認すると
何故か歯には歯をという答え。

そして二人でヘッドホンに耳を当てながら
智子が選んだ動画を視聴。
するも、途中で彼女も気づきます。

普通に邪魔するか?とヘッドホンのコードを伸ばし
隣のスペース側の壁に押し当てますが
あまり効果はない様子。

そんなやり取りの中引っ張りすぎたヘッドホンのコードが
ジャックから抜け落ち、
漫画喫茶内に嬌声が響き渡るのでした。

結局居た堪れなくなって退出し、
卓球の練習もさして出来なかった二人。
まぁカップルの邪魔出来たし私たちの勝ちだねと
見当違いな勝利宣言をする智子ですが、
ゆりも流石にそれには乗れません。
自身の行動で思い出したのか、
昔の事を語りだす智子。

あの時は死にたくなったけど
今回はそれほどじゃなかった。
二人でやらかせば恥ずかしさも半分なのかもねと
無理矢理話をまとめてしまいました。
そして翌日、球技大会2日目。

今回はゆりと智子の二人が敗北。
陽菜にイジられるも、智子は相手卓球部だったしと
負け惜しみで返します。
そのまま惜しかったねとゆりに話しかける陽菜。
彼女に振り返りながら、ゆりはダーツしたことある?と
突拍子もない話を返します。

友達とやったことあると答える陽菜に対し、
自分は智子とやったことがあると誇らしげに語るゆり。

そんな彼女の斜め上過ぎる勝利宣言に
ただただ困惑する陽菜なのでした。

感想
前回に引き続き球技大会。
アンニュイな感じのゆりさんから始まりました。
前回陽菜に弄られていたゆりの敗北。
2回戦も同様に自分だけ負けちゃったもんだから
流石に気にしている様子で
こんな時頼れるのは友達ですよね。
皆に内緒でっていうのがゆり自身の性格を表している様で
でも智子には言えちゃうっていうね、なんか良いですよね。
二人で向かったのはアミューズメント施設。
確かに卓球も有るし色々あるし便利ですわな。
誰かいたら応対任せっぱなしな智子と
仕方なし付き合うゆりさんの関係がまた。
オープンキャンパスの時もそうでしたしね。

卓球でも何でもそうですが、緩急って大事。
アクセルベタ踏みで壁に突っ込むのがオチですが、
初心者からしたらそういう基礎からが大切。
雫にも教えており、それなりに卓球の腕の立つそうな智子。
中学時代に培われた腕の様ですが、
ゆうちゃん「とか」と励んだ結果です。
とか扱いされてる約一人がかわいそうだ(笑)

デブのスポーツ感という謎のパワーワードが登場した小休止を挟み、
カップルに我慢できなくなってダーツへ。
この時点で智子の中では練習よりカップルに勝つ事に
思考が切り替わってしまっています。
ルールもわからず取り敢えず投げる、あるあるですよね。
でもゆりさん、せめて3投ごとって
ルールくらい守ってほしい。

思いっきり4本刺さってるし
自分で投げといて抜けないし。
近距離パワー型精密動作性Eってパープル・ヘイズかな?

ダーツは珍しくゆりさんの勝利。
ゆりが練習だ何だ言い出した時には
「勝利に飢えているのか」とか言いながら
自分が負けたら運ゲーだ何だ
負け惜しみする智子さんも中々だと思います。
そんな練習半分遊び半分は
何故か漫画喫茶へ。
二人で同じベッドの上とか、薄い本が厚くなるな。
結局これが一番とダラダラする事を選んだ智子。
大勢いるとマンガ読みにくいとか
一番落ち着くとか言っている所に
自分は居ても良いと思ったゆりさんの笑顔がこれですよ。

守りたい、この笑顔。
一時期は表情筋が10gと揶揄されていた彼女ですが、
今回は中々豊か。
心底楽しんでおられる様で。

しかしまぁそこでスムーズに終われないのが智子さん。
というかこの作品。
先のカップルが隣にいたもんだからそりゃ黙っていられない。
とはいえ、二人でエロい雰囲気になったら勝ちってなんだそれ。
完全に薄い本が厚くなるお話やないか。

むしろエロい雰囲気になってどうするつもりだったのか、
そこが気になる。
そしてそれに付き合うゆりさんも
「また言うてはるわ」程度の感覚なんでしょうが
そこは付き合っちゃダメよ。

音上げてっていう指示も呆れながら
しっかり付き合ってる所が可愛い。
そんな練習出来たのか出来てないのか微妙なラインで迎えた翌日。
試合は勝利するも智子とゆりは敗北。
相手卓球部だしとかやっぱり負け惜しみを並べる智子。
しかしゆりにとってはそんな敗北よりも
得難い勝利が有ったのです。
と言いたげに陽菜に対して
またも謎のマウントを繰り広げましたが、
「一緒にダーツやった」より
「二人きりでエロ動画見た」の方が
マウント取れると思いますよ(笑)

次回更新は3月7日。
まだまだプレイマッチ編の予感。
これは決勝戦で3-5対3-4で
ウッチーと運命の戦いが待っているのか。
それともそんなこと無かったぜであっけなく終わるのか。
ウッチーがメンバーに頼み込んで
智子と当たる様に順番変えるけど
実はその直前で3-5負けてたってオチになりそう。
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