『灼熱カバディ』第61話更新~あらすじとネタバレ感想~
裏サンデーにて連載中、武蔵野創さんの
『灼熱カバディ』最新話が公開されました。
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第61話
驚異の7得点ゲットの攻撃を成し遂げた紅葉高校のエース、佐倉。
深々と頭を下げ、これまでの全てに感謝を捧げます。
対するは一人陣地に残された宵越。
精神的にもかなりの痛手を与えられた筈ですが。
攻撃のスタンバイをしながら、佐倉の『感謝』について考える宵越。
友人に、伴侶に、親に、神に。
何かしらに感謝を怠らないスポーツ選手の多くに言える事は、鍛錬を恩返しの様にバカみたいな量をこなすタイプになる。
意味の無い鍛錬は繰り返す価値も無いが、才能の有る者はそれを意味の有るモノに変えてしまう。
本当に厄介だ、だからこそ潰さないと。
宵越は決意を固め、攻撃を開始しました。

紅葉高校は7人の守備。
ココで宵越を止めれば全滅〈ローナ〉となり、更に得点をゲット出来ます。
攻守共に、本気での対決。
宵越はキャントを唱えながら、躊躇なくボークラインを越えるほどに踏み込みます。
佐倉を守る為抑えに向かう紅葉陣ですが、宵越は即座に反応しバックステップ。
上手い事距離を保ちます。
佐倉と対峙しつつ、先の威圧感の無さに違和感を覚える宵越ですが、どちらにせよ追い出さねば活路は無いと強気に攻め続けます。

そんな佐倉は宵越を掴みには向かわず、避け続ける事に従事している様子。
攻撃の時のすさまじい集中力は切り替えが困難なのか。
周りもそんな分析をするほどに、逃げに徹している佐倉。
追い出すなら今がチャンス。
紅葉の隙は守備しか無い。
そう判断した宵越は緩急をつけ、一気に佐倉に詰め寄ります。

佐倉に触れ、ストラグルするや否やバックダッシュ。
その瞬間佐倉のスイッチが切り替わる感覚を宵越も感じますが、既に自陣へ駆け込む体勢。
もう遅い、そう宵越が頭に浮かべるよりも早く、紅葉守備陣が宵越の行く手を阻んでいました。

驚く宵越ですが、内側からの防御に対して外側ががら空き。
二人を掻い潜り抜けようとしますが、前に振ろうとしたその足を佐倉が掴み、不敵に笑います。
また、感謝しなきゃ。
その一言の後、床に倒される宵越。
伸ばした手は自陣に届かず、攻撃は失敗に終わりました。
これにより能京は全滅になり、2点失点。
計3点が紅葉に渡る事となり、逆転を許してしまいます。
その結果を見て、英峰高校・神畑は分析します。
宵越の行動は間違っていなかったし、紅葉の守備もヤマが当たったといった所だろう。
しかし、差が見え始めた。と。
守り抜いてくれたメンバーに感謝を告げる佐倉。
攻撃は任せたと返すメンバーたちの会話を見て、右藤は思い返していました。
創部当初、時期の都合で夏の大会に出られず辛い練習ばかりの毎日。
佐倉が入部し、試合に出て、勝利を飾ったあの日。
勝てると楽しいな、おもしれーな。
カバディの楽しさ、面白さを分かち合ったメンバーたち。
そんなメンバーに、改めて勝つぞと檄を飛ばす右藤。
何当たり前のことを、勝つ気なかったのか?とメンバーに驚かれます。
右藤の檄を聞いた佐倉は、スイッチを切り替えて戦闘態勢を整えました。

守備の際は逃げに徹していた佐倉ですが、どうやら敢えて集中力を攻撃に備えセーブしていた様。
再び全力で、攻撃に向かいます。
神畑は能京と紅葉の差を、同じワンマンチームだが決定的な差に気づきます。
それは攻撃手の守備力。
紅葉の場合は誰かが攻撃手を止めれば、守備も出来る佐倉が止めを刺す。
対して能京は守備に対して思い切りが無く、支援として弱い。
この差は大きい。
そして能京は7人守備で再スタート。
佐倉を警戒し大量失点は避けられたものの、前半のリードが嘘の様に4点ビハインド、劣勢のまま前半の終了を迎えました。
感想
前回は覚醒した紅葉のエース・佐倉がその実力を如何なく発揮し、魅せてくれました。
そんな佐倉の攻撃に対し臆さず攻撃に向かう宵越でしたが、紅葉高校の守りを突破することが出来ず、全滅。
結果序盤の猛攻も空しく、逆転を余儀なくされます。
紅葉にリードを許したまま、前半が終了。
残り半分、佐倉を、紅葉を打ち崩し、巻き返すことが出来るのでしょうか。
ここ数回、主人公は佐倉なんじゃないかって位に差が出ている気がしますが、我らが宵越の活躍は有るのでしょうか。
この試合中に必殺技の完成までたどり着けるのか。
後半戦も乞うご期待。
凄い熱い展開が続いていますが、これ練習試合ですからね。
公式試合が始まったら熱過ぎて見てられなくなってしまいそう(笑)
次回更新は11月14日。
後半戦、遂に部長復活。
師弟対決が再び始まります。
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