『青のフラッグ』第42話より

ジャンプ+にて連載中、KAITOさんの
青のフラッグ』最新話が公開されました。

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「第42話」

幼い頃、夏祭り。
誠也にはぐれない様に手を繋げと言われた。

恥ずかしがる太一に対し、笑顔でその手を差し出すトーマ。
しっかりとその手を握り、何処で遊ぶにも手を繋いでいた。

『青のフラッグ』第42話より

それにも慣れたころ、太一が差し出した手をトーマは拒否した。
別に繋がなくても良くないか、と。

女子みたいで変じゃん
『青のフラッグ』第42話より

確かに、女子は皆手を繋いで遊んでいた。
太一が感じた性別の違い。
それからは手を繋がず、仲良くトーマと遊ぶことにした。

『青のフラッグ』第42話より

トーマと別れ、自宅へと帰った太一。
母から夕食を促されるも断り、もう寝ると自室へ。

その様子を心配する母が尋ねるもなんでもないの一点張り。
しつこく問いかける母に対し、怒鳴りつけドアを強く閉めてしまいます。

『青のフラッグ』第42話より

ドアの向こうでその態度に怒る父と、困惑する母。
しかし太一にとってはその様な些末な事は頭にも入らず、ただただ先ほどの事が頭をめぐり続けていました。

『青のフラッグ』第42話より

好きだ。と告白したトーマ。
笑って、立ち去っていく彼をただ茫然と見つめる太一。
何も言えず、引き留める事も出来ず、立ち去るトーマをただ見つめていた。

好き って 何だよ
『青のフラッグ』第42話より

知らない、分からない。
これまで見てきたものが、世界が、まるでひっくり返ったような。

突如震える携帯。
画面を見ると二葉の名前。

通話状態になり、二葉が話し出すも返答がない。
心配して問いかけると遅れて太一からの返答。

『青のフラッグ』第42話より

何?と問われ、考え込む二葉。
大丈夫かなって、と聞くも何が?と冷たい返答。

学校で元気が無かったから。
そう言うも返事がない。
再度声をかけると悪い、大丈夫と小さく答えます。

明らかに態度がいつもと違う彼に不安を抱きながらも、その気を少しでも晴らそうと話題を探す二葉。

先日の文化祭で踊っていた友人たちが卒業式の後の謝恩会でも1ステージ躍るとの事。
教室で一緒に聞いていた話。

何とか会話を繋ごうとする彼女に対し、太一は藪から棒に気持ちを口にします。

『青のフラッグ』第42話より

お前はと尋ねられ、自分もだと答える二葉。
しかし太一の気が晴れる気配はなく、電話を切ろうとし出しました。

慌てた二葉がトーマの事を切り出そうとしましたが、太一はその話題を拒絶。

『青のフラッグ』第42話より

言い方が悪かったことに気付いたのか、悪いと謝罪の言葉を述べつつも、一方的に電話を切ってしまうのでした。

あくる日、二葉が教室に着くと既に太一の姿が。
恐る恐る近づくと、昨晩の事を改めて謝られました。

その机の前にしゃがみ込み、下を見る二葉。
二人とも気持ちも晴れず、何も言えず、ただただ寄り添うしか出来ません。

その日の授業も終わり。
二葉が太一の方を見ると、雄斗と何やら話をしている様で声を掛けられず。
仕方なし一人でロッカーへと向かいます。

ロッカーに辿り着き、教科書を片づける。
すると女子数人が何やら喋りながら入ってきました。

彼女らはトーマの話で盛り上がり、ロッカーの陰に隠れた二葉にも気付く様子は有りません。

そして話は太一の恋人、二葉当人の話に。
彼女らにとっては男性同士の恋愛が面白いのに、恋人がいるというのは面白くないという判断。

幼馴染という特別な存在なのに、ポッと出の女子が持って行ったとかかわいそう、譲れよと、
そこに本人がいるなどと露知らず、無邪気に心無い言葉を並べる女子たち。

しかしその声は外にまで聞こえていた様で、突如聞こえたロッカーを殴る音で止められました。

目障り、耳障り。
その音と声に、退散する女子たち。
彼女らを叱りつけた声の主は、一人残った二葉を見つけ虚を突かれます。

『青のフラッグ』第42話より

今の話を聞いていたんじゃないのか。
そう尋ねる真澄に気付いてなかったみたいでと苦笑いで返す二葉。

彼女のその対応に、流石に我慢できない真澄。

『青のフラッグ』第42話より

二葉は気落ちしただ謝りますが、真澄は当惑。
と、そこに二人の存在に気付いた新たな女子が。

『青のフラッグ』第42話より

来てたのと声をかける真澄、を無視してロッカーを漁るマミ。
扉を閉め、鍵をかけ、そのまま何もなかったかのように立ち去ろうとします。
が、もちろん逃がしません。

『青のフラッグ』第42話より

何だと苛立ちを見せるマミに対し、気にせず聞きたい事が有ると真澄は問い詰めます。

伊達さんには関係なくね?と答えるマミですが、彼女はトーマの好きな人なら本人から聞いていると返答。
その言葉に目を見開くマミと二葉。

『青のフラッグ』第42話より

増尾健助とぶつかるのは想像がつく。
しかし仁井村津吾までトーマを殴ったと聞いている、と話を続ける真澄。

津吾は、と口に出すも言いよどむマミ。
真澄は彼女に対し、更に問い詰めますその様を、二葉はただ黙って見守ります。

『青のフラッグ』第42話より

一方その頃、了平も合流し帰ろうと席を立つ太一。
しかし、そんな彼を呼び止める声が。

その声に振り向くと、マミの友人たちの姿。
二人は太一に用が有ると彼らに声をかけてきたのでした。

『青のフラッグ』第42話より

感想

一月ぶりの『青のフラッグ』、今回は扉絵から飛ばしてます。

立ちすくむ足元に残る、踏み荒らされた朝顔。
もうコレ絶対しんどいヤツやんと思いながら調べてみると、朝顔の花言葉は「愛情」「結束」「儚い恋」。
花の色によって違う場合も有るようですが、見知らぬ人たちに踏み荒らされるその花=想いを描いたその一枚でもうね、心臓がキュっとなるわ。

今回描かれた明らかに蚊帳の外で楽しんでいる女子たちの会話もそうですし、前回の噂話もそう。
面白そうな話に乗っかって、本人の気持ちも考えずに好き勝手に言い合って盛り上がる。
理解が無く、無関心であるからこそ出来る扱い。
その無邪気な言葉が、苦しむ彼ら彼女らをどれだけ深く傷つけるのかも知らずに。

『青のフラッグ』第41話より

他人の気持ちを、真剣な想いを、嬉々として弄び、嫌悪し突き放す。
何かもうすごく有り得る感じに描かれているのが凄く心に来て辛い。

彼氏欲しい彼女欲しいとか失礼な発言を繰り出す連中は別ですが、好きになった相手を想う恋愛感情という点においては性別なんぞ有って無い様なもの。
真剣に抱く恋慕の情は悩むも打ち明けるも拒否するも受け入れるも個人の領域。
その感情を問題と思う周囲や世間にこそ問題がある訳で、放っておけばいいじゃんというのが正直なところ。

もちろん相手が自分を拒否するのであれば、それは受け入れなければならないものですが。
そんなもの恋愛だろうが友情だろうが人間関係全部そうでしょうって話でして。

同性を好きになる人もいれば無機物に恋する人だっている。
野菜しか食べない人もいればアザラシの腹を裂いて海鳥詰め込んで発酵させて液状になった内臓を啜る人もいる。

つまりは「そういう人もいる」程度のお話。

突き詰めれば誰だって何かしら「そういう人」とみられる少数派に属するものなんですよ。
それを変だのおかしいだの普通に扱えだの言い合うからややこしくなる訳で。

まぁ法律上の認められ方とか色々問題も有りますから、必要な事は言っていかないといけないとも思いますけどね。

今回は冒頭に幼い頃の太一トーマ、そして誠也が登場しましたが、太一の親は任天堂信者だったのかな?(笑)
と言わんばかりに見た事あるアイコンのデザインが並んでおりますな。

『青のフラッグ』第42話より

手を繋ぐという行為から思う男女の違い。
そういう意識が芽生えたのはトーマが先でした。
「女子みたいで変」だと言ったのは素直な気持ちだったのでしょうか。
それとも、この頃から太一に対する感情が出て来ていたのでしょうか。

ゆくゆくはその感情にハッキリと気付いた時とかも描かれるんでしょうね。

幼い頃から仲の良かった、でも高校に入り疎遠になっていた幼馴染。
また関わる様になり、変わらず接してくれた。
その時に自らが感じていた友情が友情ではなかったのか。
ひっくり返ってグチャグチャになってしまった、見慣れていた景色が様変わりしていく太一の世界はこれからどこへ向かうのか。

幼馴染には告られるわ学校中に噂の種にされるわ彼女もその被害にあうわと散々な状態。
変わらず接してくれるヨーキーたちは友人の鑑ですよ。

そんな中でもトーマを責め立てたり出来ないのは太一自身が彼を思っているからで、当事者として居続けようと努力しているのでしょう。
というよりもどうすればいいのかも分からないのかもしれませんが。

さらっと好きとか言えるようになってる太一くんですが、俺「は」二葉が好きだよという言い方は、「恋愛感情を二葉に持っている」と言いたいのか「自分はトーマと同じではない」と言いたいのか。

そんな所にマミの友だち’sも来ちゃうし、何かもう更にややこしくなる予感しかしない。
この異常に発達した右足のふくらはぎが何を問い何を語るのか(笑)

『青のフラッグ』第42話より

太一自身も思う事はあるでしょうし、今は必死で感情の爆発を抑え込んでいる様に思えます。
彼女らがその琴線に触れる事が無ければ良いのですが、無理でしょうねぇ。

とはいえ、彼女たちが「トーマの気持ちに真剣に向き合って、逃げずに抱え込まずに応えてやれよ」とか言い出したらそれはそれでお前らなんやねんって話ですけど。

それにしても、シンゴまでトーマを殴っていたというのは少し驚き。
てっきり止めに入って両成敗に巻き込まれたのかと思っていました。

以前にもトーマを問い詰めている節の有ったシンゴ
その後の流れを見ると彼らの間ではある程度納得のいく話が有った様に思っていたのですが、一体何が有ったのやら。

最近の行動の意味解らなさはイラつく
『青のフラッグ』第33話より

太一たちのハッピーエンドを願うけど、このマンガのハッピーエンドって何処になるんでしょうか。
太一は二葉が好き、トーマは太一が好き。
誰もが幸せになれるご都合のよすぎる展開すら想像出来ない先の見えなさは楽しみですが不安がいっぱい。
ココでまた1か月待たされるとか辛すぎますわ。

次回更新は4月10日水曜日。
世間は新年度新学年となる中、まだまだどんよりした空気で続きそうです。

スマホアプリ「ジャンプ+」では、そんな先の展開に気が気でならない『青のフラッグ』の過去話が閲覧可能。
読み返すとトーマの態度とか周りの言動とか色々キッツい…となる事間違いなしですぞ。

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