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『サクラコード』第十二華-三 あらすじとネタバレ感想~動き出す面を被った人(?)たち

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『サクラコード』第十二華-三より

COMIC GUMにて連載中、みなぎ得一さんの
サクラコード』最新話が公開されました。

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前回の感想はこちら

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第十二華-三(第43話)

島根県七蹈鞴にある金屋子神社。
作業を終えた男が金屋子にその旨を報告。

男は金屋子の造り上げた物を、酷な事をしますねと批判。
履歴を見たのかという金屋子の指摘に対し、失礼ながらと肯定し答えます。

『サクラコード』第十二華-三より

金屋子は片手でコンソールを操作しながら、人手不足と効率の問題だと回答。
幅広く金屋子の武器を出荷配達しなければならないが、外部の者に頼みたくないという希望を叶えるためなのだと説明します。

その金屋子の悲願。それは大太の使徒と接触を図る事でした。

『サクラコード』第十二華-三より

その為の武器の提供。それを早めるという事はつまり。
男は彼女の言葉からその目的を理解します。

スケジュールを調整し、鳥取城下での計画を三木城に変更。
その地に「彼」を運んでもらうと改めて流れを開設する金屋子。

男も、大召喚時の犠牲者をプラスすれば鳥取城に匹敵しますねと納得。
彼の予測では、「彼」の起動には十分の様。

そうでなければ困ると口にする金屋子は、男が仕上げた車両に乗り込みます。
男は指示通り社で待機するとの事で、車両には金屋子一人。

『サクラコード』第十二華-三より

金屋子が男を受け入れたのは、「中央」が支配するこの現行世界を良く思わない「別国津神」の素質を認めたから。
これからの働きにも期待をかけつつ、転経車<宝ノ蓮華ヲ持ツ者ヨ(マニパドマー)>を起動し、社から出発しました。

ご武運をと呟き、見送った男。
一人になった彼は懐から勾玉を取り出し、壁を二度叩きます。
すると壁に襖が現れ、その勾玉は欠けた仮面へと変化しました。

『サクラコード』第十二華-三より

面をつけ、襖を開ける男。
その姿は<亜九面>御斎に変わり、その先にある空間へと足を踏み入れるとそこには本を読む国光彦の姿が。

『サクラコード』第十二華-三より

国光彦に金屋子命が大太の使徒集めを本格的に開始したと報告する御斎。
大太の名を聞き、思い返す国光彦。

『サクラコード』第十二華-三より

現在は「中央」に対する土地神連だと憑異が説明するも、国光彦はたかが小神格を持った妖怪だろうと一笑。
国光彦は御斎に、金屋子が自らを復活させた真意を探らせていたようですが、それはまだ分かっていないとの事。

国光彦は、富士(不死)の浅間神社に有る十種神宝の一つ・死返玉(まかるかへしのたま)を用いて
妻である木之花佐久夜毘賣を蘇らせればいいと言われた。
しかしそれは嘘だった。

『サクラコード』第十二華-三より

浅間神社に死返玉はなく、そこに居たのは如意機の紛い物を持つ人間と人間になった咲夜姫、そして鉄人となった石長姫だった。
復活した後、初めに駆け付けた<亜九面>憑異から大召喚の詳細を聞いた国光彦は、ならばその逆をやればいいと立ち上がったのです。

『サクラコード』第十二華-三より

最愛の妻・木之花佐久夜毘賣を取り戻す。
その為に<亜九面>の力が必要だと改めて国光彦。
今しばらく力を貸してくれと頼む彼の言葉に立ち上がり、<亜九面>の四人はその声に応えます。

『サクラコード』第十二華-三より

御神の御意向通りに。
憑異のその言葉を受け、手を振るう国光彦。
四人の後ろに襖が現れ、各々の行く先へと誘います。

『サクラコード』第十二華-三より

天狗の面を被る者の辿り着いた先は岩肌の多い山。
その中の大きな岩に鉄砲を繰り返し、崖から落としました。
そして、その落ちる先に襖を展開した天狗面。

『サクラコード』第十二華-三より

襖を通り岩が落下する先、それは先ほど出発した金屋子の転経車の真上。

『サクラコード』第十二華-三より

突如現れた大岩に驚きながらも、金屋子は転経車の武器を展開。
ミサイルを発射し、豪快に大岩を打ち落とします。

『サクラコード』第十二華-三より

安堵も束の間、その爆発の中から天狗面が降り立ち、転経車の屋根に張り付きました。
続け様に拳を振り下ろし、車体を連打する天狗面。

『サクラコード』第十二華-三より

力任せなその乱打で、外装にへこみが生じる。
慌てた金屋子はミサイルを車上にいるその怪異にぶちかまします。

爆発し、装備がはだける天狗面。
その下から、金屋子を驚愕させる縄文模様が現れるのでした。

『サクラコード』第十二華-三より

感想

おおよそ1か月ぶりの『サクラコード』。
三木市へ向かう福太郎一行が襲われた前回から、合流相手の金屋子に話が切り替わりました。

萬善車王や二人の武防具などを提供してくれるフラシスの良きパートナーかと思いきや、思いの外独善的な野望を持っている金屋子さん。
データ収集の上フラシス二人のブレンド体を作り上げるなんて。

まぁあの二人のハイブリッドがあの戦闘力をもって自分の元で働いてくれるなら運搬も安心でしょうけどね。
自作のロボットなら人件費も要らないし採光の労働力ですな。
とはいえ、結局何十体も作るけどフラシスに全部倒される未来しか見えないよ。

話の流れからすれば金屋子の言う「彼」は福太郎の事だと思うのですが、「彼」の”起動”という言葉が気にかかる。
福太郎の中には現状那賀須泥毘古は居ませんし、福太郎連れて行っても大太には会えないと思うんですけどねぇ。
封印が有るっていうなら場所を変えるって説明が合わないし、もしかして白澤の事かな?
その辺りは無事金屋子さんが三木市に着く事が出来れば明かされそうです。

彼女の今回用意した最終兵器・転経車<宝ノ蓮華ヲ持ツ者ヨ(マニパドマー)>。
前面のローラーが転経器になり、その力により病魔や悪霊、盗賊などを寄せ付けず、轢殺し滅する事が出来る。

『サクラコード』第十二華-三より

って結局轢くんかーい!
轢き潰すんならただのロードローラーやないかと。
出てくる武装もミサイルだ何だとエラく現代的だし、大型装甲車にしか見えませんな。
まぁそういう人(神)が造ったものだからそうなんでしょうけど。

というか寄せ付けずに轢くって中々高等技術ですよ。
しかも早速ごっついのが寄ってきてるし。

金屋子と繋がっていた<亜九面>、そして国光彦
やはり光彦がクソ野郎邇邇芸さんでした。
妻の暴走に辟易して尻に敷かれて女々しい歌を描いたような奴が何を最愛というのか。
今まで唯我独尊的な性格だったから、そういう破天荒ぶりに惚れ直したとか?やっぱりドMなのかな?
関係ないけどこのシーンだけ切り取るとまるで浮気の現場を見つけたみたい(笑)

『サクラコード』第十二華-三より

金屋子光彦は関りがありながらもお互いの目的が違う様で、各々の行動としていますが何故その金屋子から狙うのでしょうか。
彼女の目的は如意機大太であるなら、別に気にする必要も無いでしょうに。
色々と気になる展開が続きます。

現状現れていた<亜九面>は憑異果無薄暮払暁河太郎御斎昆陽で七面。
今回の天狗面と、よく分からない面の二面で九面勢ぞろいですな。
果無初雁医師が受け継ぎましたし、薄暮払暁河太郎昆陽は既に撃破されましたので後五面ですけど。

剥がれおちるお面
『サクラコード』第十一華-一より

よく分からない面…一体何面なのか、織田信長の様なウルトラマンの様な。
天狗面は今回のお話の後に鬼熊の説明が有りましたし、多分それなんでしょう。
動物から妖怪になったものを総じて「経立(ふったち)」と言うそうで、以前にも猿の経立とか出て来てましたね。

遂に本格的に行動を始めた金屋子、そして光彦と<亜九面>。
相手方組織の大胆な動きは物語の佳境を感じさせます。

初雁も今回の会合には居ませんでしたし、百獣爺と呑みに行った義鷹は結局百足編では出て来ませんでしたし、
このままどんな流れに向かうのか。
<亜九面>との戦いも終わり、瀕しながらも勝ち残った福太郎たちに対し「会いたかった。会いたかったぞ!ガンダムフラシス!!」と初雁医師がやってくる展開になるかもしれない。

『サクラコード』第十華-四より

福太郎が無事足洗邸に帰り着くのは確定にしても、まだまだ関西から抜け出せなさそうです。

最近は月一で定着している様ですので、次回も4月末頃でしょうか。
何にせよ次回も期待しています。

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