『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』喪126 あらすじとネタバレ感想~あだ名で呼び合うのは友達の証!
ガンガンオンラインにて連載中、谷川ニコさんの『わたモテ』最新話が公開されました。
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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
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喪126【モテないしあだ名で呼ばれる】
前回、何故か六人行動となった智子一行。
茉咲の一存でグッズショップに入る事になりました。
微妙に高い値段に悩む智子を呼び寄せる陽菜。
自分が誘った時、ゆりにバッサリと断られたのが気になる様で。
嫌われてるのかと心配を口にしますが、別にいつもああだとフォローする智子。
陽菜は新鮮だから良いかと気に留めず再び話しかけますが、やはりつれない素振りのゆり。
手に持つウサ耳を買うのか尋ねるも別に、と素っ気ない返事。
空気を読んで皆に合わせることの多い女子の中でこのリアクションは珍しい、と逆に気に入った様子。
似たタイプだった岡田さんの事を思い返しながら、智子の考えをズバリ。

可愛いから付けるんじゃなくて、テンションを上げたり皆との一体感を出すためだよと説明する陽菜の言葉に納得する智子。
このメンバーでこんな事するなんて二度とないかもしれないからね、と念を押します。
その横で、ウサ耳を付けたゆりを褒める茉咲。

進められるがままに購入に至る流れを見て、私本当に嫌われてない?と再度問う陽菜。
智子は一応気にするのかと冷めた目で見ていました。
それぞれが購入を済まし、装着の上いざジェットコースターへ。
2列に並ぶ流れで自然とゆり・真子ペア、智子、内ペア、茉咲・陽菜ペアの三組に。

真子はこういうの苦手だったよねとゆりを心配しますが、多分もう平気と強気の姿勢。
内は隣にいるから何とかコミュニケーションを図ろうと、智子に怖くないか話しかけますが、喋りかけられた事自体ににびっくりしてしまう智子。
茉咲は隣に来た陽菜になんでいんのと直球な質問。
言い方に驚きながらも、まぁ色々有ってと返す陽菜。
その答えに生返事をする茉咲、まぁどちらでも良い様です。
全員で乗り込み、ジェットコースターがスタート。
思いの外の勢いに慌ててバーを握る智子ですが、慌てる余り内の手ごと握りしめてしまいます。

叫び声を上げる二人。
コースターは止まらず右に左にと勢い良く進み続けます。
その勢いで智子の髪の毛も振り乱され、内の顔に覆いかぶさってしまいました。

止まるまでの間二人の叫び声がこだまし続けました。楽しんだ様子の陽菜、茉咲ペアに対し、やはり苦手を克服出来ていないのかぐったりした様子のゆり。
心配する真子ですが、次に向かうその面々を内が呼び止めます。

同じの乗ってもしょうがないだろと茉咲に諫められるも言う事を聞きません。
友達を探すと言っていた当初の目的も無視して、子供の様に駄々をこね出してしまいます。
なし崩しにもう一回となる中、陽菜がグーチョキパーでペアを決めないかと提案。
内は断る事も出来ず、残念ながらゆりとのペアになってしまいました。

平然とした顔で乗り終え、つまんなかったと呟く内。
何とか無事を保てたゆりはその言葉に苛立ちを覚えます。
続きましてはスプラッシュマウンテン的なアレ。
今度は智子・陽菜ペア、またしてもゆり・内ペア、茉咲・真子ペアとなっていますが、何やら不穏な表情の智子。
実はペア決めの瞬間、陽菜に言われるがままに出す手を合わせてしまっていたのです。
詫びを入れつつ、一度もペアになれないのもつまらないからと理由を述べる陽菜。
そんな彼女に対し、オタ話がOKなのかも判断が出来ず何を話していいか困惑する智子。
考えながら喋ったせいか、ついネモは、と口に出してしまいます。
慌てて根元さんはと言い直しますが、後の祭り。
鋭くツッコまれてしまいます。
取り繕うも絶対言ったと聞かない陽菜。

怖い表情で問いかけてくる陽菜にビビりながらも、どもっただけでと言い訳を続ける智子。
陽菜は意に介せず、ネモって呼ばないと返事しないと言い出してしまう始末。

順番が来て6人で船に乗り、水の上を緩やかに流れ始めます。
幻想的な空間が続く中、先の話を忘れようとしていた智子ですが、
落ちる前には言ってくれるのかな?と話を蒸し返す陽菜。
本性は分かってるし気を遣う必要も無いか、と諦めた智子は改めて、心の中での呼び名を口にしました。

クロ?そう呼ばれ戸惑う智子。
根元だからネモ、黒木だからクロだと笑って答える陽菜。
まぁ黒木さんのあだ名にしては可愛すぎだけど、と付け加える陽菜の言葉にうるせぇよと悪態を吐きます。
悪態を吐かれた事にも反応する陽菜は、そっちが素?と訊き返しますが、別にいつものも素だと反論する智子。
しかしながら悪態を直接言うなんてことは今までなかった訳で、ようやく会えたって感じかなと陽菜は嬉しそう。

の後ろで立ち込める暗雲。
和気あいあいとはしゃぐ陽菜と煙たがる智子の後ろで、内が犠牲になってしまいました。

頂点に着いたコースターはそのまま一気に急加速し落下。
水しぶきの中撮影された写真を見に行きますと、バッチリの写真が映し出されていました。

はしゃぐ陽菜たちの後ろ、明らかに睨みつけているゆり。
その横で内は恐怖とは別の叫び声を上げています。
睨まれている事がどうにも気になる陽菜ですが、その本人は黙って歩き出してしまいました。
気付き呼びかける智子にトイレと伝え、歩を進めるゆり。
自分も行くと着いていく智子がねぇと呼びかけますが、先ほども見たような表情でゆりが振り返ります。

智子に降りかかる恐怖の連続。
無事乗り越えることが出来るのでしょうか。
感想
前回に引き続き遠足回。
大所帯になった智子一行は茉咲の鶴の一声で被り物の購入からスタートしました。
陽菜はゆりの冷たい態度が気になるようですが、ゆりからすると部外者ですからね、仕方ない。
嫌われているのではなく無関心なだけだと思います。余計バツが悪いけど。
岡田さんの事を思い出したり、みんなに万遍なく声かけたりと陽菜は行動派ですよね。
さすがは元ぼっちっていうのセリフ、元って付けてるのが今は違うよねと言っている様でなんだかホッコリします。
2年間ぼっち生活を過ごしてきた智子がこんな大所帯の中心ですからね、本人は全く自覚無いけど。
あとウサ耳ゆり可愛い。茉咲じゃなくても褒めちゃうね。
ジェットコースターでは内に思わぬご褒美が有りました。
もうこの子は本当に清々しいね。
ヤンキーに睨まれても負ける気なしな所も凄いわ。
でもまぁ、いくら嬉しかったからって、求め過ぎてガッついちゃ駄目ですよ、後で痛い目合うし。
そして次に向かいましたスプラッシュマウンテン的なアレの所では智子のトチリから、陽菜と智子の仲が進展しましたね。
あだ名呼びですよあだ名呼び。
今まで優や琴美はあだ名で呼んでいましたが昔からの知り合いな訳ですし、純粋に高校からの友達であだ名呼びは初ですよね。
何というかこう、こみ上げるモノが有りますね。
気を遣わなくなった智子の悪態もまた、友情の証ですよね。
とはいえまぁそれを許さないのが女の罪。byチューリップ
では無く、ヤンデレオサゲと言わざるを得ないゆりさんです。
内の二の腕に鬱憤をぶつけつつも満足出来ず、遂に自身の呼び方を智子に問う形に。
先日も優とのあだ名の呼び合いを気にしていましたし、陽菜に先を越された事で完全にモードが切り替わっちゃってますね。
もう智子は諦めて全員あだ名で呼ぶしかなさそう。
このタイミングで有れば、流れに乗じて内も遂に下の名前を明かせそうですね(笑)。
次回更新は12月28日。
年内にもう一回あります。
次回も乞うご期待。
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