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『ファイアパンチ』第80話 あらすじとネタバレ感想~生まれ変わった男、生まれ変わる世界

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ジャンプ+にて連載中、藤本タツキさんの『ファイアパンチ』最新話が公開されました。

最新話はこちらから
ファイアパンチ

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第80話

前回、ユダの力により、炎の無い体に生まれ変わったアグニ。
自身の体を見つめる彼の後ろで、ユダは祝福を使った時に自らを思い出したとネネトに伝えます。

二人を見て驚きを禁じ得ないネネトに、お願いがあると言い出します。
この人はもう何者でもありません、あなたにはこの人を幸せにしてもらいます。
それが、私が木になる条件です、と提案。

ネネトはサンであった焼死体を見やり、沢山の人を、サンを殺した人を幸せにしろっていいの?と反論。
私はサンを……、黙り込むネネトに対し、出来ないなら出来るあなたを演じて。そうすれば出来るあなたになっていくと言うユダ。

長く生きて、多くの役を演じて、少しだけわかりました。
人はなりたい自分になってしまう。

その言葉の足元で、生まれ変わったアグニはにこやかにほほ笑んでいます。

木に変わっていくユダの体
ファイアパンチ 第80話より

そして、返事も承諾も待たず、二人の目の前で木へと変わっていくユダ。
木はどんどんと大きくなっていき、燃え尽きたアグニの体をも覆い隠していきます。

崩壊した集落で必死に家族や友人を探す住民たち。
死んだ者を抱きかかえ、悲嘆に暮れる中、目の前で育っていく木に気付き、一同手を合わせ拝み始めます。

事切れる直前、薄れる意識の中で、ファイアパンチとして戦い抜いたアグニは初めて嘘を吐いた時の事を思い出していました。

7歳の頃、家の食糧が尽きたのか両親が少ししか食べ物を食べなくなった。
それを見たアグニとルナの二人も同じ様に少ししか食べない様にしていた。
ある日それに気づいた母親は、怒っている様な泣いている様な顔をした。

アグニたちの母親は謝る様に遠慮しないで食べなさいと謝る様に二人に伝え、アグニはそんな母親を安心させたくて初めて嘘を吐いた。
山で芋を見つけたからルナと一緒に食べたんだよ、だからお腹一杯なんだよ、と。

その夜、ルナと話していると何故かルナの中では本当に芋を見つけて食べたことになっていた。
何処で見つけて食べたかは思いだえせないが、一緒に食べたと本気で思い込んでいた。
食べてもいない芋でお腹が膨れた彼女に、少し笑ったアグニ。

二人はいつもお腹がすいてなかなか眠れずに遅くまで話していたが、その日は何故だかすぐに眠れた。
そんな昔を思い出しながら、燃え尽きた男はその目を閉じました。

どんどん育つユダ樹
ファイアパンチ 第80話より

大きくなっていく木に覆われ、息絶えるファイアパンチだったアグニ。
彼は再び、あの映画館に訪れます。

隣の席に向かうアグニ
ファイアパンチ 第80話より

彼に気づき、いつかの様に席を下して待っているルナ。
その横に座り、二人きりで流れる映画を見つめていました。

映画上映中
ファイアパンチ 第80話より

そして時は過ぎ80年後。
映画館の椅子に一人座る生まれ変わったアグニ。

そして80年の時が過ぎ
ファイアパンチ 第80話より

眼前の画面は真っ暗で、上映が終わった後の様。

現れた部下らしき者にサン様と呼ばれるアグニ。
ネネト様がもうすぐ天に召されます、との言葉に分かったと返事をし、立ち上がり外へ向かいます。

建物から出るとそこは一面の麦畑。

温かくなる世界、一面の麦畑
ファイアパンチ 第80話より

晴れ渡る青空の元、ユダであった大樹により暖かくなった世界。
その中でアグニは何を得、どう生きたのか。

感想

前回、ユダの祝福により生まれ変わったアグニ。
彼はファイアパンチになる前どころか、何も憶えていない状態に巻き戻されての復活となりました。

祝福を使った事で記憶を取り戻したユダは、そのアグニをネネトに託し、世界を暖める木になる事を選択。
ネネトの承諾を得る前に変異を始めてしまいます。
自分の想う人を焼き、住んでいた集落も壊滅状態に、まぁ半分以上はサンがやったんですが、してしまった相手を幸せにしろって、演じろって中々過酷な事仰りますよね。

燃え尽きたアグニは、やっとルナと再会し、映画館で映画を見ることが出来ました。
ここでサンが出てきてトガタまで割って入ってきたりなんかしたら一気にギャグ漫画だったのですが(笑)
今回は誰にも邪魔されることなく、二人きりで映画を見るアグニとルナ。
ドマに火を付けられたところから始まった彼の復讐劇、嘘を吐き続けた彼の人生は、遂に終わりを迎える事が出来ました。

時は流れ、一気に80年。
サンと名づけられた新アグニ。
暖かくなった世界は平和だった様で、実際に映画館まで出来ちゃってます。

再生の祝福は残っているのか、少し成長したかな?程度にしか見えないアグニですが、
ネネトはもう100歳前後、老齢です。
彼女は全てを隠したまま、彼を幸せにしてあげたのでしょうか。

80年後の映画館で部下の話す間に描かれた、一つだけ下りていた席が何なのか気になる所ですが、それは何か明かされるのでしょうか。

これはアレですね、次回最終回ってヤツですかね。
8巻で終わりと呟かれてましたし、ここから「再び男が炎に覆われる」なんてされたらもうどないすんねんって話ですものね。

次回更新は12月18日。
どの様な結末を迎えるのか、楽しみにしています。

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