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『灼熱カバディ』第123話 あらすじとネタバレ感想~勝利への道、それは点差を広げない事

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裏サンデーにて連載中、武蔵野創さんの『灼熱カバディ』最新話が公開されました。

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前回の感想はこちら

 

この記事の目次

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第123話

紅葉を甘く見た。
ハーフタイム、スコアボードを見ながら悔悟を噛み締める六弦。
前半戦は紅葉の思うがままに動かされた。

前半戦は2点差で紅葉がリードの状態。
しかしそれ以上に後手に回されている事を、高谷たちも痛感しています。

高谷の弱気な発言に怒る栄倉でしたが、
紅葉が強いことを認めた上での発言でした。

凡人がちゃんと凡人してるからね

栄ちゃんも同じ2年だし負けないようにねと他人事のように話す高谷。
自分は佐倉に負けなきゃそれでいいと、目標はあくまで変えず。

とにかくと、思考を切り替える栄倉は改めて紅葉のメンバーに視線を向けます。
たまに驚くほど無駄な動きが有る、創部一年の新造チームのはず。

前半に右藤が高谷と片桐を追い出した事で、奏和は数の利を失った。
またそれにより佐倉も復活をし、全滅を狙える場面でもあったが、
紅葉が選んだのは取って取られての現状維持。

そして、後半開始。
奏和の攻撃、高谷は開始から背中が寂しいと後に意識を向けつつキャントを唱えます。
その目線を逃さない右藤が、言葉でさらに追い詰めにかかります。

大量得点しなきゃってプレッシャーかかるだろ?

笑顔のわりにイヤな性格、そう思いながら突き進む高谷。
ボークラインを超えた所で戦闘開始。

フェイントを上手く使い、2人に接触。
もちろん本人は最初からずっと大量得点狙い、そのまま更に得点を狙いますが
そうは問屋が卸しません。

触れられた二人に全力で押し返され、自陣へと戻された高谷。
結局2点獲得で攻撃終了。
前半高谷が戻ってからずっとこの攻防が続き、2点以上動かない状況に。

エースを守りつつ、点が取られた瞬間に押し返す。
それにより数の利と均衡を保ち続ける作戦の紅葉。

どこかでエースをもう一度倒さないといけない、そう判断した奏和は
それを今だと結論付けます。

六弦と片桐の二人で一度は倒した紅葉のエース、佐倉。
自らもそれに参加すべく気合を入れる栄倉でしたが、
佐倉の動きについていくことが出来ず。

彼が感じたのは、紅葉が高谷に感じたのと同じ。
決定的な才能の違い。

高谷と初めて戦った時にも感じた不快。
それは不快かどうかすらも分からない。
何故なら自分との差が、相手との距離が、相手のいる場所すらも分からない程だから。

しかし、そう思っても喰らい付く栄倉。
何食ってきたらそうなるんだと理不尽を感じながらも、背を向ける佐倉にしがみ付きます。

感じてきた未知の恐怖。
それに抗う術はただただ練習するのみ。
自分の背中を押す積み重ね。
体が勝手に動く境地に達すれば、どんな相手でも臆する事はなくなる。

栄倉がそうである様に、片桐もまた積み重ねてきた。
彼の特攻にあわせた支援をすべく、佐倉の横から掴みかかります。

が、その「積み重ね」は誰しもが行うもの。
結局二人が触れられ、紅葉も2点獲得。

また片桐を追い出せたと喜ぶ右藤。
最初の攻防では驚かされたが、冷静に彼を分析した佐倉はその恐怖を拭い去っていました。

経験、フィジカル、センス、全部揃ってんじゃんと
佐倉を見つめながら頭を掻く高谷。
そんな彼に栄倉は詫びを入れようとしますが、彼の表情を見て言葉に詰まります。

この状況を心底楽しんでいる様な笑顔。
右藤も危機感を感じますが、彼の作戦が成功し続ける限り負けは無い。

総合的に見て、まともにやりあえば太刀打ちできない。
しかし、カバディはそのルール上、どんな良い選手を揃えても攻撃は一人。

追いつけなくても倒せなくても、封じる事は出来る。
何回でも、触られるたびに押し返す。

もっとくれよと負け惜しみを口にする高谷。
右藤は卑怯なんて言うなと前置きし、こうしなきゃ勝てない奏和が悪いと言い返します。

自分を殺し、ワンマンチームを自覚し、作戦に徹する。
紅葉の強さをひしひしと感じている高谷。
凡人が自らを凡人と認めるのは難しいと思うんだけどねと、
片桐に目線をくべながらそう考えます。

点差は離れず、拮抗が続く。
突き放す機会を作ろうとする紅葉と、逆転の機会を窺う奏和。
お互いに探るのは勝負を仕掛けるタイミング。

そして、先にその機会は紅葉に回ってくるのでした。

 

感想

遂に前半戦が終了した紅葉対奏和。
ハーフタイムを終え、後半戦が開始されました。

凡人が凡人してるのがすごいと言っていた高谷ですが、
ある意味大山律心もそうでしたね。
大和亜川に従い、自らの役割に徹する。
ワンマンチームらしい戦い方となるとやはりこうなるのでしょうか。

『灼熱カバディ』第104話より

自らの力量を察し、指示作戦を徹底する。
プライドやら何やらが邪魔して中々に難しい事でもありますが、
「そうすればアイツが決めてくれる」という期待が有れば苦ではないのでしょう。

トータルの能力で劣る紅葉が取った作戦、それはとにかく点差を広げない事。
触られた瞬間に押し返す事で最低限の失点で済ませ、
数と得点の優位性を保ったまま進み続ける。

これまで大量得点が目立っていただけに、ある意味消極的な戦い方も珍しい。
とはいえ、全滅させちゃうと全員戻ってきちゃうし、その方が逆転される可能性上がるし。
K.O.だけがボクシングじゃないのと同じですし、「時間殺し」だって立派な戦い方です。

まぁそれも、必ず点を取ってきてくれる佐倉がいてこその事。
片桐という伏兵に驚くときも有りましたが、見極めると六弦ほどの恐怖では無かった様で。
積んできた鍛錬は有れど、経験の差が見えてきちゃっている様子。

結局六弦高谷のツートップ状態になっちゃってますね、奏和は。
もう後半戦ですがまだ隠し玉はあるのでしょうか、気になる所です。

前大会ベスト4の奏和
灼熱カバディ 第79話より

栄倉くんも気合十分には見えますが、やはり彼も「凡人」のランク。
佐倉高谷たちのいる場所には自分は辿り着いていないことを自覚しています。
片桐も同様ですね、「俺の未熟!」とか言い出しそうなタイプ。

それでもと言い続ける彼らの努力は見事なもの。
しっかり佐倉に喰らい付くスピードは有りますし、片桐もそれをフォローする動きがスムーズ。
しかしながらその上を行くレベルだったという訳で、誰だって積んできています。
見事お互いぶつけられちゃいましたが、パッと見頭がぶつかって事故ってるのかと思いました。

そんなこんなで均衡を保ちつつ、それでも一気に引き離す機会を窺う両校。
機会が先に訪れたのは紅葉、佐倉の攻撃。
次回、更に流れが動くようですが、成功するのか否か。
万が一佐倉が失敗したらそれはそれで「引き離す機会」ですものね、奏和にとって。

そんな次回更新は6月18日。
試合時間は残り7分ですが、お話はまだまだ続きます。

スマホアプリ「マンガワン」では、そんな『灼熱カバディ』の最新話のその先が先読みで公開中。
描き下ろしのちょい足しも有りますので、ぜひそちらでもご覧ください。

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