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『灼熱カバディ』第126話 あらすじとネタバレ感想~その技は左鉤突きから始まる

19/07/16web・スマホマンガ, 更新情報灼熱カバディ, 裏サンデー

『灼熱カバディ』第126話より

裏サンデーにて連載中、武蔵野創さんの『灼熱カバディ』最新話が公開されました。

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前回の感想はこちら

 

この記事の目次

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第126話 煉獄

もう散々責められましたよ。
そう語るのは、中学の頃、高谷のコーチを担当していた男性。

外野は高谷煉がどういう人間かを知らないんだと呟く彼は、
今何をしているにしても、本質は変わってないでしょうと続けます。

後半戦も残り数分を切り、つばぜり合いが続く奏和対紅葉。
試合を強引に終わらせるべく攻撃手・高谷を即座に押し返すという手段に出た紅葉でしたが、
奏和までも同じ作戦で佐倉を押し出し始めました。

『灼熱カバディ』第126話より

仲間のフォローを受けて颯爽と飛び出す高谷ですが、
その流れは見ている側が困惑するほど。

『灼熱カバディ』第126話より

押し返した選手は追撃出来ないルールが有る。
つまりは、佐倉を速攻で捕まえる事は出来ない。

となればもちろん、紅葉は攻撃を繰り返すだけ。
イタチごっこになるのが目に見えている、負けている側が取る戦法ではない。
井浦もそう考えますが、そこで戦う者たちはお互いにその戦法を続けます。

『灼熱カバディ』第126話より

再び攻撃へと向かう高谷。
左手で触れる右手首からは、速くなる脈の音が感じられます。

水泳をしていた頃、プールに潜り同じ様に脈を感じていた。
呼吸が無くなり、酸素が無くなるにつれ速くなる。

『灼熱カバディ』第126話より

その高谷の攻撃もやはり押し返され、佐倉の攻撃も同様に押し返す。
佐倉は何とか掻い潜ろうとしますが、奏和の技術力がそれを阻みます。

そして捕まり、またも押し戻される佐倉。
次に高谷を押し返せば、その得点で戻るのは片桐。
このままでは紅葉の有利性すら覆されるかもしれない。

『灼熱カバディ』第126話より

それを落ち着いて考える暇すら与えず、高谷は攻撃へと向かいます。

『灼熱カバディ』第126話より

幼き頃の高谷を指導してきたコーチは、大人とやらせてみた時の記録がすごかったと
その時の驚きを口にします。

非公式であれど、当時の中学生世界記録に届いたのだという。
しかし、記録以上にその時に見た高谷の顔に驚き、今も忘れられないと語るコーチ。

『灼熱カバディ』第126話より

試合では、片桐が戻ると分かっていても押し返さざるを得ない紅葉。
1点を奏和に与え、片桐の帰還を許します。

その危機を感じながら、倒しに来ることも警戒しなければと危惧する佐倉。
攻撃に向かいますが、その佐倉を押し返したのは今戻ったばかりの片桐でした。

『灼熱カバディ』第126話より

押し返す為に動き続ける両チーム。
下手をすれば攻撃手と同じほどの運動量を全員が消耗する様なレベルの攻防。
その一瞬の隙を突き、高谷は奥へと足を踏み入れます。

『灼熱カバディ』第126話より

寸での所で回避した右藤。
チームメイトが押し出して難を逃れますが、その油断は危険だと注意します。

が、それを聞いているチームメイトたちも油断していた訳では無く、
この緊張感の中動き続ける疲労が限界を迎えつつあるという現実に有ったのです。

『灼熱カバディ』第126話より

ただただお互いに体力を削り合う。
それは六弦がコートに戻っても変わらず続けられた。

『灼熱カバディ』第126話より

一度の攻撃で5秒も経たず、繰り返される攻防。
息を吸えているのかすら判断が出来ない程の状況で、あと何回繰り返すのか。
心が先に折れてしまいそうな状況に、奮い立たせるかのように佐倉が檄を飛ばします。

『灼熱カバディ』第126話より

確かにこの繰り返しであれば、紅葉の勝利は確実。
一番プレッシャーがかかっているのも、疲労するのも当然追う側。
しかし、その本人の心は未だ滾り続けています。

『灼熱カバディ』第126話より

戦慄を覚えながらも、作戦を変えず繰り返し押し返しにかかる紅葉。
木戸はそろそろ休めよなと心中は弱音も出てきますが、
試合にはそんな気持ち微塵も出さず全力で向かいます。

対する高谷は、自らの脈拍が、鼓動を感じ続けていました。
このままじゃ死んじゃうなぁと思える程に速く脈打つ身体。

『灼熱カバディ』第126話より

水泳の頃のコーチは、彼の悪癖をこう語ります。

相手に合わせるのは自分が楽しむ為。
自分がおもちゃを作るみたいに。

『灼熱カバディ』第126話より

まるで限界のない子供。
誰にも止められない。

木戸をクリアし敵陣を走る高谷。
遂に繰り返された煉獄が終わり、最後の戦いの火蓋が切って落とされるのです。

感想

後半戦の終わりも近くなり、まさかのカバディらしからぬ押し合い合戦へともつれ込んだ紅葉対奏和。
お互いのチームが伝え合う事もなくその方向に向いて自己犠牲を繰り返すなんて
凄いレベルの高い戦いでもあるんですよね。

『灼熱カバディ』第125話より

そんな中、高谷の幼き頃が語られました。
水泳のコーチが語った彼の本質、それは大人と競わせた時の表情が全てを物語っていたのでしょう。
世界記録に届くほどの結果を出しながら、失望を覚えた高谷
自分の限界を知ったからなのか、相手で自分が変わる事に気付いたからなのか。
彼がそれから相手によりムラが出る様になったと言いますが、
それは相手で楽しむ様になったということでしょうか。

一番を取って辞めたというのも競う相手がいなくなったと感じたからで
自分の限界を追い求めるのではなく、競う相手の限界を超える様に「遊ぶ」。
そういう所に楽しさを求める様になったからという所な様で。

正に「悪癖」というに相違ない価値観ですな、そう思えば。
とはいえ、相手を大きくみれば、それを超えるほどに大きくなれるというのは実力。
「限界のない子供」が暴れ出せばどうなるのか、次回が実に見ものです。

『灼熱カバディ』第117話より

そんな子供が暴れ出す直前の攻防、およそ5分間の押し出し合戦。
カバディでは「レイド権を得たチームは5秒以内にレイドに出なければならない」ルールが有りますから、
ちょっと休憩なんて言うことも出来ません。
相手エースが攻めてくる状況に「次はオマエな、オレちょっと休むわ」なんて事も言える訳がなく
一丸となって迎え撃つ必要が有ります。

佐倉でさえ、強豪奏和相手にはその押し出しを避けて攻撃するのは難しい様で。
まぁ相手はコチラの攻撃を回避する気も無く掴みに来るんですものね。
こっちの攻撃を気にしつつならまだしも全力で決め打ちされちゃあ相手にするのも難しいわ。

『灼熱カバディ』第119話より

自らが撒いた種でもありますが後半ラストにこんな事やらされるとかたまったもんじゃないな。
高谷煉が何度も何度も攻め込んでくる地獄、すなわち煉獄ですよ。
高谷ファンクラブからしたら夢のような時間でしょうけどね(笑)

紅葉は勝利への糸口を保ち続ける為、奏和はその勝利を奪い返す為、繰り返された押し出しの攻防。
高谷の攻撃で遂にその先へと進むことになりました。
残りは1分20秒足らず。
最大90秒のキャントが可能な高谷からすれば終わらせられるほどの時間です。
この状況でその最大秒行う事は無理でしょうけども、
守備の紅葉の誰よりも動けるのは間違いなさそう。

次回更新は7月23日。
間もなくこのライバル同士の戦いも結末を迎えます。

スマホアプリ「マンガワン」では、そんな戦いの結末が先読みで公開中。
宵越が実はこっそりやっていたなんて小ネタのちょい足しなども合わせ掲載されていますので、
我慢出来ない方は是非アプリで先読みして先読みの先読みが読みたくなってしまいましょう。

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