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『サクラコード』第十二華-九 あらすじとネタバレ感想~今度こそ本当の最終回

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『サクラコード』第十二華-九より

COMIC GUMにて連載中、みなぎ得一さんの
サクラコード』最新話が公開されました。

最新話はこちらから

前回の感想はこちら

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第十二華-九(最終話)

福太郎の助けも有り、宝蓮華王<ブンダリーカ>からの脱出が叶った石長。
よろけながらも妹の鹿葦津を心配しています。

国光彦が助けに行ったと彼女に説明する福太郎でしたが、
鎧を外した彼女の胸元に有るべきはずの装置が無いことに気づきました。

『サクラコード』第十二華-九より

霊薬<ソーマ>の効力を上げる為にゴルゴーのユニットは外したと説明する石長。
力は上がったが石化も進んだと笑いながら話しますが、由々しき事態。

そんな彼女たちの前に、国光彦により落下させられた金屋子が現れました。
傷つきよろけながらも、虚人の胸に戻る様石長に指示をします。

『サクラコード』第十二華-九より

石長は金屋子の指示を無視し、改めて問い質します。
自分たちを引き取り育てた理由を。

『サクラコード』第十二華-九より

その問いに対し、それ以外に意味があるのか?と、
さも当然の様に答える金屋子。
次の瞬間、石長の拳がその顔面にめり込んでいました。

『サクラコード』第十二華-九より

石柱に叩きつけられた金屋子は血を吐きながら、
同志として家族として計画に必要だったと呟きます。
彼女の意志を聞いた石長は目を閉じ、育ててくれた母に決別の言葉を贈ります。

『サクラコード』第十二華-九より

と、その横に突如襖が現れました。
そこから出てきたのはカシツと、顔にも機械的な面持ちが見え始めている国光彦。
中身が露出した手を差し出しながら、これは何事かと金屋子に問う彼。

『サクラコード』第十二華-九より

自身も作り物<マガヒ>であったかと、彼はその事実に落胆を隠せません。

鹿葦津姫に対し、この身体を元に戻す旅に出ると告げる国光彦は、
襖を閉じながら彼女への願いを口にするのでした。

『サクラコード』第十二華-九より

鹿葦津姫もまた彼女の中に戻った様で、鹿葦津本人の人格が復活している様子。
そんな彼女を見た石長は安堵しながら、手を貸してくれと福太郎に声を掛けます。

『サクラコード』第十二華-九より

もう体も動かなくなるほどに石化が進んだ彼女を
引き摺りながら何とか満善車王へ。

『サクラコード』第十二華-九より

大声で呼ぶ鹿葦津に対し、アスクレペイオンへと指示をする石長。
アケソーと金屋子の繋がりを考えればそれが良いのかと困惑する鹿葦津ですが、
石長と見つめあい、その考えを捨てて走り出す。

続けて、福太郎を呼ぶ石長は私に何かあったらと言い出しますが、
福太郎は不安を振り払う様に必死に励まします。

『サクラコード』第十二華-九より

動けないようになったら自分が何とかするという言葉に笑う彼女ですが、
その笑い声すらもうまく出せないほど。

妹を頼むと言い残し、遂に重く冷たい石になり果ててしまいました。

『サクラコード』第十二華-九より

途方に暮れ、涙を流すしかない。
しかし、その流れた涙をぬぐった手には自らの如意機が。

『サクラコード』第十二華-九より

核を失い、崩れ去っていく虚人と金屋子。
その最後を見届ける事もせず、ひたすらに走る満善車王。
その中で、石長を救うべく福太郎はただひたすらに如意機の力を振るいます。

『サクラコード』第十二華-九より

目的地のアスクレペイオンでは、アケソーがパソコンとにらみ合い。
彼らと関わった人や神たちは、彼らと同じ様に自らの道を進み続けるのです。

『サクラコード』第十二華-九より

そして時が経ち、神社へと辿り着いた満善車王。

福太郎とフラワーシスターズはここで別れ、
彼らが進むべき別々の道を歩き出すのでした。

『サクラコード』第十二華-九より

感想

前回が最終回だと思っていた『サクラコード』。
中途半端すぎるよなと思っていたらまさかのもう一回更新。
「次回最終回です」って言った次回が最終回じゃなかったっていうね!
ビックリですよ本当に、嬉しい限りです。

『サクラコード』第十二華-ハより

前回、霊薬を用いて自らの神性を強化した石長
ゴルゴーの血で平均化することで力だけを上げることが出来るーって言っておいて
実は外しちゃってましたって、福太郎に実行させる為に付いた嘘だったんでしょうか。
何とか解放されましたが、凄い勢いで体の石化が進んでしまいます。

で、そこに現れた金屋子さん。
石長を虚人のパーツとしてしか見ていないような振る舞いですが、
それでも石長は情を思っていた様子。
ですが、そんなもの彼女には無かった訳で。

『サクラコード』第十二華-九より

そりゃグーパンでブン殴られても仕方ないわ。
もう少し言い回しってものが有るだろうとも思いますが、この一言が彼女を表しているんでしょうね。

そしてボロボロになりながらもそのまま邇邇芸の質問にも答えさせられる金屋子さん、
中々に過酷。

金屋子の作った義体に邇邇芸命の遺体を結晶化したコアを入れて魂を呼び戻した結果、
中身は鋼鉄外見はクソ野郎が出来上がったと。
これってすごい技術じゃない?
そこに有るがしゃどくろで同じことやれば彼もこういう形ではあれ復活出来るっていう事ですよね。

それは大太ノ骨ノ鬼 土雲八十梟師
『サクラコード』第十二華-五より

国光彦は自分をマガヒだと言いましたが、ある意味強靭な体を手に入れたとも考えられる気がするですけど。
まぁ天孫からしたらたまったもんじゃないか、自分の身体が機械仕掛けなんて。

彼がその肉体を取り戻し、想い人の前に現れることは出来るのか。
その想い人もその神格を潜め、人格が戻っちゃいましたし。

『サクラコード』第十二華-九より

で、残った問題である石長姉さんの石化。
急ぎアケソーの元へと走ることになりましたが、その最中に描かれた金屋子ブンダリーカの最後。
自ら作り上げた集大成と夢が崩れ落ちる様は見事な物でしたが、
それはそうとして十三太保の骨は!?

『サクラコード』第十二華-九より

まさか一緒に崩れ去ってバイバイなのか。
そうなるとまたそれを掘り起こして何かしらしようとする輩が出てきそうな者ですが。
ここに義鷹が来ればそんな事は無かったろうに、これはこれで次への布石なのかもしれません。

で、何やかんやありまして最後には無事復活した石長と鹿葦津、
二人との別れと旅立ちが描かれました。

福太郎石長を救う為に㒖念筆(㒖は亻に萬)を振るいましたが
石化という「呪い」自体を文字情報化したのか、
それとも百足の時の様に彼の意志に合わせ新たな能力に目覚めたのか。
何にせよ石長さんは見た感じ人肌が見える状態の様ですし、以前より快調になった様子。

足洗邸の住人たち。』では自分が何も出来ず涙する事もあった彼が
今や自らの力で動き、人を救うまでに至っているというのもまた醍醐味ですよね。
「逃げて書いて、それを読んだ人に任せる」とか言っていたのに結局自分で動いちゃう。
何だかんだでやる時はやる男です。

『サクラコード』第十二華-二より

√3』の主人公の一人である光前寺・保由福太郎が再び出会う『デス・エスケープ←』に繋がりそうなエンディングでしたし、
こういった「世界・時間の繋がり」が感じられる流れもまたグッと来ますよね。

そういえば『デス・エスケープ←』では記憶を抜き取って消したりしてましたし、
汎用性が高くなってきていますなぁ。
最初使い辛い言っていた割に。

足洗邸の住人たち。』最終回からすれば、ここで保由と再会した後に義鷹と合流してお家に帰るって流れでしょうか。
長いお話の一部を切り取った様なイメージになるこの感じ。

その間に起こったであろう義鷹放浪記とか、足洗邸の住人たちのその後とか、
チラ見せした新・石長姉さんとか結局<亜九面>として何もしてない初雁医師とか
色々気になるところが残りっぱなし。

最後にチラ見せされた新・石長姉さんですが、どうやら購入特典やらでその全容が描かれている様子。
コミックガム公式twitterでも上がっているこの美人さんです。

サクラコード』完結記念で復活販売されるグッズに新規イラストが1点あるのですが、
そちらでも鹿葦津とくっついているセクシーなお姿の彼女が描かれております。
福太郎がチラ見するほどに扇情的な格好ですが、恐らくこれが石長姉さんのお姿なのでしょう。

『サクラコード』特設ページより

お前こんなボインな美人さん方と寝食を共にする旅ってうらやまけしからんにも程が有る。
まぁその代わり妖怪に襲われたり怪異に襲われたりする訳ですが、
どっちを取るかってもんですよ。
中の神格もこんな方々ですしね。

『サクラコード』第十二華-九より

まぁ石長比売は醜女(気の強い女)ですし、佐久夜毘売は旦那の不貞に火をつけてキレるほどの女性ですし、
石長鹿葦津も含め、同行する男は色々な意味で気の休まらない旅にはなりそうですが(笑)

福太郎のお陰で鎧が無くても大丈夫になったのなら色々と恩義も感じていそうだしトキメキトキス的展開も有りそうなのになー。
是非とも正妻を陣取るお仙とそんな気はないと言いながらムキになる石長とか
それを茶化して遊ぶ鹿葦津とかそんな話も見てみたいものです。

『サクラコード』第十一華-五より

にしても、「早よ終わらせぇ」と言っておいて「完結記念!」ってサイトでぶち上げるって一体何がしたいのかしら。
元々7巻予定だったところを1巻分巻きで終わらせるって大分端折られてますのに。

何はともあれ入れ替わりで『√3』が来月より再開との事。
サクラコード』終了は至極残念ではありますが、来月からもまだみなぎワールドを楽しめるならそれもまた良し。
まだまだこれからも精一杯応援していきたいと思います。
新作も期待しています。

最終巻第6巻は9月25日(水曜日)発売
どんな描き下ろしが収録されているのか、今から楽しみでなりません。

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