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『青のフラッグ』第49話 あらすじとネタバレ感想~君がいる寂しさと君がいない淋しさに

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太一の休みに驚く真澄
『青のフラッグ』第49話より

ジャンプ+にて連載中、KAITOさんの
青のフラッグ』最新話が公開されました。

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前回の感想はこちら

この記事の目次

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「第49話」

トーマの謹慎明けのその日、真澄は太一に降りかかったまさかの事態に困惑せざるを得ませんでした。

インフルエンザが予備校で流行っておりかかってしまったそう。
受験的には今の時期にかかっておいた方が良いが、よりによって最悪のタイミング。
頭を抱える真澄の耳に、騒がしい声が届きます。

教室にやってくるマミたち
『青のフラッグ』第49話より

最初に覗き込んだ健助を筆頭に、津吾や舞美、彩香が顔を覗かせます。
教室内を一瞥し、見当たらないため二葉に挨拶をした上で尋ねてきました。

多分まだ来ていないという返答に騒ぎ出す面々。
そんな彼らを快く思っていない女子が立ち上がり、健助に声をかけだしました。

ケンスケたちに物申す
『青のフラッグ』第49話より

よく平気で来られる、何平然と友達面して来ているのかと口々に文句を放つ女子たち。
彼女らの発言に対し理解出来ない顔でいると、面の皮が厚すぎると更なる非難が飛び出します。

が、健助からすれば当人同士の話はしっかりと出来ている訳で。
トーマには謝ったと端的に返答をします。

トーマには謝ったぞ
『青のフラッグ』第49話より

が、謝れば済むと思っているのかと、女子たちは更にヒートアップ。
自分たちは許していないとケンスケからすれば見当違いな内容に。

あたし達が許さない
『青のフラッグ』第49話より

トーマには反省しているがアンタらには関係ない。
そう言い返す健助ですが、彼女たちは関係が有ると持論を突きつけるのです。

野田さんの正論
『青のフラッグ』第49話より

メッチャ嫌われてると爆笑する彩香。
その女子、野田さんに対しコイツもオレも反省しているからと、宥める様動く津吾。
でしたが、健助は鞘に収める気が起きず。

関わってもいないのに勝手に突っかかってきて、何でアンタらが熱くなってるのか。
熱を上げながらもあくまで感情を抑えながら問い質す。
かと思いきや、感情をむき出しに暴言を吐き始めました。

キレるケンスケ
『青のフラッグ』第49話より

彼の言う「関係ねぇ奴ら」とは部外者全員を指しているのですが、
この話では野田さんも自分たちを指していると取ってしまいます。

お互いが怒鳴りあいに発展した状況を鑑みて他の生徒も仲介に介入。
健助を早々に外に追い出す様に、彼らは退散していきました。

ケンスケたちを罵るクラスメイトたち
『青のフラッグ』第49話より

去っていった彼らを口々に貶しだす生徒たち。
そんな彼ら彼女らを見ながら、真澄は過激ねと冷ややかに見送るのでした。

そして授業が始まり、いつもの時間が続く。
そこに有る席は空いたまま、時間だけが過ぎていく。

彼らがいない教室
『青のフラッグ』第49話より

休み時間になり、教室を抜ける二葉。
一人廊下を歩いていると、渦中の人が歩く姿を見つけました。

外を歩く渦中の人
『青のフラッグ』第49話より

誰かに声を掛けようと周りを見渡すも、誰もいない。
頼る人も見当たらず、彼女は一人で彼の元へ駆け出します。

意を決し、中庭へ
『青のフラッグ』第49話より

裏庭、園芸部の花壇。
そこに辿り着いた二葉の目の前には、すくすくと育つキャベツを見下ろす彼の姿が。

待ち人の背中
『青のフラッグ』第49話より

静かに、一歩ずつ歩み寄る二葉。
が、数歩も歩かない内に足音が鳴ってしまいます。

足音を鳴らしてしまう二葉
『青のフラッグ』第49話より

その音に振り替えるトーマ。
少し驚く彼に、何とか平静を保とうと挨拶をする二葉。
挨拶を返すトーマの横に並び、一緒に畑を見下ろします。

トーマの横に並ぶ二葉
『青のフラッグ』第49話より

今は何育ててんの?と、世間話を始めるトーマ。
それに対し、キャベツにブロッコリー、白菜と一つずつ説明。

そのタイミングで改めて話を切り出そうとするトーマでしたが、
二葉はそれを大声で遮ります。

トーマの言葉を遮る
『青のフラッグ』第49話より

が、その後がどうにも出来ない。
目線を泳がせながら次の言葉を出せない二葉に対して
トーマは体全体を向けて彼女に頭を下げるのですが、彼女は奇声を上げその話を聞こうとしません。

奇声を上げる二葉
『青のフラッグ』第49話より

戸惑うトーマにダメと制止する二葉。
謝っちゃダメ、怒れなくなっちゃうと彼の謝罪を一生懸命止めに入ります。
そして、二葉は彼に対し思う事を続けて口にしました。

トーマくんはズルイ
『青のフラッグ』第49話より

聞いても良いかなと二葉がトーマに尋ねます。
了承を得て、思っていた疑問を彼にぶつけました。

何で太一くんに告白したの?
『青のフラッグ』第49話より

噂が広まったと聞いたから、けじめかなと話すトーマ。
しばらく考え、次に自分と太一をくっつけようとしたんだよねと確認。

何でと問う彼女に対し、その前に太一があからさまに自分と二葉をくっつけようとしていただろうと返します。

オレの気持ちも知らないでさ
『青のフラッグ』第49話より

言い訳をしようとする二葉ですが、トーマは知ってるとそれを遮ります。
二葉の気持ちは気づいていたと。

顔を赤らめながらも、必死に言葉を探す二葉。
前に、トーマが言っていたことを反芻します。

二葉と自分は似た者同士かもしれない。
自分が二葉だったらと思う事もある。

二人で買い物をしていた時、彼はそう言っていた。
でもそれは「二葉」になりたかったのではない。

「私」になりたかったんじゃないよね
『青のフラッグ』第49話より

でも今も、と言葉を続ける二葉。
あの時言った自分の思いは、今も変わってはいないと。

今もトーマくんになりたい
『青のフラッグ』第49話より

その言葉に、ふざけるなと激高するトーマ。
家族も親友も恋人も、全部持っている人間が何を言っているのか。
感情のままに、二葉に対して怒鳴りつける。

恵まれてるくせに不幸ぶってんじゃねーよ
『青のフラッグ』第49話より

そこまで言ってから、感情をぶつけてしまった事に気づくトーマ。
慌てて黙り込みますが、その言葉を聞いた二葉はしっかりと受け止めます。

自分は恵まれている。
でも、それでも憧れは止められない。

トーマ君はかっこよくてステキ
『青のフラッグ』第49話より

それに対し、トーマも言い返します。
かわいいかわいくないの応酬を始める二人。
すると何故か、二葉は強く言い返し始めました。

トーマくんの方がかわいい!
『青のフラッグ』第49話より

流石にそれは無理があると困惑するトーマですが、彼女は本気の様子。
笑うと子供みたいにかわいいと豪語する二葉ですが、それは誰でもそうだろう。
しかし二葉は自分の笑顔が嫌だと言い出します。

更に、体が大きいから周りのモノが小さく見えて可愛いと
その他のかわいさをプッシュ。

大きいと周りが小さく見えて可愛い
『青のフラッグ』第49話より

しかしそうすると小さくて周りのモノが大きく見える二葉の方が可愛いし、
実際応援団の団服もそうだったとトーマが反論。

小さいと周りが大きく見えて可愛い
『青のフラッグ』第49話より

反論された二葉はスタイルが良くないから似合う服が無い、
スタイル良くて手足が長くてシンプルな服を着てもカッコいいトーマを推しますが、
それは洒落た服のサイズが無いからだと言い返します。

足のサイズは31cmだと告げるトーマ。
その数字に驚愕する二葉ですが、そこはかわいくなくてカッコイイ方になります。

31cm、かわいくないだろ
『青のフラッグ』第49話より

とにかく絶対二葉の方が良い、そう切り出すトーマは一生懸命で健気なところが可愛いとアピールしますが、
それは人より出来なくて必死なだけで、イライラさせて迷惑なだけだと本人が否定。

出来すぎないのが嫌味なくて一緒に頑張ろうって思えると説明するトーマですが、
トーマは鍛えていてがっちりしていてカッコいい、二葉は小動物みたいでかわいいとお互い譲りません。

トーマくんは大きい動物の優しい感じがある
『青のフラッグ』第49話より

トーマもトーマで二葉がチンチラと反論を続けようとしますが、
二葉は安心感がすごくてすごく爽やかでと、それを遮るほどに白熱した持論を展開し続けるのです。

スゴイッ
『青のフラッグ』第49話より

彼女の今までに見た事の無い圧に気圧されつつも、その良く分からない流れについ笑ってしまうトーマ。
そんな彼を見て、やっぱりズルいと呟く二葉。
怒ってるのにと話す彼女に慌てて謝ろうとしますが、ほんとは怒ってないと続けます。
ズルくないし悪くないし、悪いとか思えないし嫌いになれない。
自分も同じ気持ちだから。

太一くんが好きだから
『青のフラッグ』第49話より

でも不安で悲しくて、トーマと太一が一緒にいないのを想像して、
二人が一緒にいるのを想像して。
気持ちに整理がつかない自分が嫌になる。

涙を流しそうな二葉。
トーマはそんな彼女の肩を掴み、その目を真っすぐに見据えるのでした。

二葉の肩を掴むトーマ
『青のフラッグ』第49話より

感想

およそ1か月ぶりの『青のフラッグ』。
遂にトーマの謹慎も明けてどんな事件が巻き起こるのか!?といった不安が過ぎる前回の終わりでしたが、
本当に当人に関わりの無い所で事件が起きそうですな。

まず出だしから超大事なタイミングでインフルという主人公ね。
本当にインフルエンザなんだろうなと疑わざるを得ない。
数日学校を休めてかつ誰も家に来させなくて済む丁度良い言い訳だぞ。
とはいえ仮病だったら親御さんが許さんか、受験生だし。

そんな彼のいない教室では覗きに来たケンスケたちが二葉のお友達・野田さんたちと熱い火花を散らしていました。
いるよねー、「私が許さないよ!」とか蚊帳の外から入ってくる人。
お前が許さんのはお前が気に食わんからで、その時点で本人関係ない話やないかいと。
そういう人はそうすることで、嫌いだという本来良くない感情も「正義」にすることが出来るんでしょうね。

何が正義で何が悪かなんてそもそも無い話で、ただ単に友人同士が喧嘩したという話。
その時にそのうちの一人の好きな人が同性だという事が発覚したというだけの話。
それを面白がった部外者が広げてしまっただけというお話。

『青のフラッグ』第41話より

それは広げた人間が悪い訳でケンスケシンゴには何の非もない訳で、彼らを責めるのもお門違い。。
広げた人間も一人が悪意をもって広げているなら未だしも、単なる噂が伝搬しただけで誰が悪いという事もない。
まぁ「人の話勝手に盗み聞いてすぐブチギレて暴力で解決しようとするような奴」というのは
何一つ反論し様の無い事実ですから、ソコをもってケンスケを嫌うのは仕方ない話ですけど(笑)

『青のフラッグ』第40話より

でもそれは野田さんがケンスケを嫌いになる理由な訳でトーマは関係ないんですよね。
とはいえ野田さんからすれば自分の知った情報が全てですから、「謝れば済む問題」でも無いわけですよね。
だってその所為でトーマが学校に来れなくなる様な程の大事になっちゃってるんですもの。
実際それによって学校やクラスの空気が変わってしまったという意見も一理あるし、
彼女たちを一概に責めることも難しい。
過激だという真澄の意見は尤もですが。

一方向から見聞きした情報だけで敵味方を判断して「正義」というより
「『可哀そうな方』の味方」であることを振りかざすなんて幼さの極みともいえる話ですが、
世間は今でもそんなもんですからね。

『青のフラッグ』第31話より

そんな外野での乱闘試合が巻き起こる中、
当人であるトーマ二葉の争いの何と可愛らしい事よ。

謹慎明け登校してくるかと思いきや教室に顔を出さないトーマ、何故か畑に来ていました。
いつかトーマ二葉が出会い、二葉が彼を思う様になった場所。
今はトマトではなく白菜やキャベツが植えられたその場所で彼は何を思っていたのでしょうか。

こっそりと近づこうとした割に速攻で足音鳴らしちゃう二葉がすでに可愛いですが、
その後ももう可愛いの言い合い合戦という謎の展開に。

自分の噂で傷つけてしまったであろう二葉に謝罪をするトーマと、
そんな彼をズルいという二葉

ケジメを付ける為に想いを告げたというトーマ
自分の気持ちに気づかず、くっつけようと頑張った太一の思いも、
自分の事を思っていた二葉の気持ちも気づいていて、
それでも好きな人の想いを遂げさせようと頑張った。

『青のフラッグ』第23話より

傍からすれば矛盾するような行動も、彼自身の人間性からくるものなのかもしれない。
でも、彼が言っていた「二葉になりたい」はきっと「彼女になりたい」ではなく
「彼に想われる人になりたい」という思いな訳で。
人を羨むのではなく、そのポジションを羨んでいたのではないか。

彼の真意をそう思いながらも、二葉はそれでも「トーマになりたい」と思っている。
彼女はまだ、彼に憧れている。
それは恐らく、彼の想いを知ってなお強まった思いなのかもしれない。

『青のフラッグ』第26話より

とはいえ、トーマからしたら欲しいモノも自分に無いモノも持っている彼女にそう言われても皮肉にしか聞こえない。

とまぁそんな真剣10代が繰り広げられるかと思いきや、まさかのカッコイイだ可愛いだスゴイだと相手を褒めちぎり合う戦いに。
これまでの重苦しい雰囲気からこうなると、正直読者は何を見せられているのだろうかと思ってしまうほど。

しかもトーマの方が可愛いってこの子は何を言っているのだろうか。
いやまぁ確かに時々可愛いけども、お化け屋敷の時とか。

『青のフラッグ』第37話より

トーマは可愛いと言いながら褒められる自分はガッツリ否定するというのも、
二葉の人格を表しているようにも思えますな。
自己肯定力の無さが如実に表れています。

大きい人は周りが小さく見えて可愛い、小さい人は周りが大きく見えて可愛い。
小さい子はちんちくりんに見えて、大きい人は服の種類が減る。

正直シンプルな服が似合う人って羨ましいけど、シンプルな服しかバリエーションが無いという悩みな訳だ。
胸が大きい女性でもそういう話有りますよね、合うブラや服が無いって。
あと妊婦さんとかもね。

『青のフラッグ』第37話より

お互いに隣の芝生が青く見えているのか、「こんな自分が嫌い」だと思っているのか。
これだけ相手の事を褒められるのも凄いと思いますけどね。
とはいえ、まさかお買い物の時のチンチラのくだりを蒸し返してくるとは思いませんでした。

『青のフラッグ』第24話より

結局二葉は可愛い、トーマはスゴイで落ち着いてこのケンカ。
同じ人を想っているから、仲良くしていたからトーマの気持ちも良く分かる二葉

太一の親友であるトーマが一緒にいないのは嫌だ。
だけど太一を想うトーマが一緒にいるのも嫌だ。
友情と愛情の板挟みで苦しむのは、二人同じはず。
そんな感情もその感情を持つ自分も嫌だという二葉に、トーマはどんな言葉を贈るのでしょうか。
その真っすぐな目で何を伝えるのか、気になる次回は11月13日、また1か月後ですよ奥さん。

間もなくクライマックスな感じがしてきている最中ではありますが、
次回も楽しみに正座待機することとしましょう。

関係ない話ですが、今回一番かわいかったのは31cmに驚く二葉さんだと思います。

さ…31cm!?
『青のフラッグ』第49話より

スマホアプリ「ジャンプ+」ではそんな二葉が可愛い『青のフラッグ』の過去話も閲覧可能。
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クライマックスに向かう前にぜひ。

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