『わたモテ』喪166 ネタバレ感想～今回からアプリで先行配信だ！
ガンガンオンラインにて連載中、
谷川ニコさんの『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い！』最新話が公開されました。
最新話はこちらから
https://www.ganganonline.com/contents/watashiga/前回の感想はこちら
https://shocoturn-gamblog.com/32344.html※2019年11月8日 あらすじ追加※
喪166 モテないしまた応援に行く
夏休みが始まり、初日は野球部の応援。
最寄り駅に着いた智子は、待ち合わせていた明日香たちと合流します。
陽菜は遅れそうとの事で茜とゆり、真子の5人で球場へ。
智子の横を歩く明日香は、ふと彼女から漂う不思議な匂いが気にかかり、
海の匂いがすると智子に尋ねました。
それに対し、昨日根本さんに生臭い液体をかけられちゃってと
回りくどく説明する智子。
驚く明日香でしたが、茜が呆れながらその言い回しを訂正します。
しかし、昨日は一日勉強していたと聞いていた明日香。
海で勉強していたと取り繕い事なきを得ようとしますが、
その場にいたゆりとしてはそんな空気を読む気もなく。
そして球場へ。
現地で合流した陽菜はスカートが乾かず遅れたとの事。
今回は去年と違いプロ野球でも使われる球場、その上相手校の応援も多い。
なんとなく気になって呟いた一言でしたが、
琴美はそんな疑問もつぶさに答えます。
突然の解説に辟易する陽菜たち。
しかし彼女はそんな陽菜たちの心境など気にも留めず、解説を継続。
独り言の量の多さに困惑する智子でしたが、
ただ一人、明日香はその話をしっかりと聞いて反応するのでした。
智子からすれば優しさの極みともとれるその応答に対し、
高校野球はかじる程度と謙遜する琴美。
いつもならそれを止める役目の人がいるはずなのだが何処に行ったと探すと、
彼女は部活動の関係で遠く離れた場所に。
と、そこへ明日香の友人・風夏が。
何故かチアリーダーの服装でやってきました。
一・二年でチアリーディングをすると練習をしていたが、
どうしてもと頼み込まれたらしい。
後輩に人気が有る彼女なら仕方ないと、明日香も笑って納得。
そんな風夏が球場を眺めている隙に、身をかがめる智子。
スカートの中が見えるか見えないかギリギリのライン、
こんな衆人環境でこんな格好をするとはさすがゲス乙女と失礼な考えをしていると、
突然遠くから彼女の行動を注意する声が飛んできました。
私のスカートも覗いた常習犯だと大声で注意喚起をする笑美莉。
何の恨みが有るのかと苛立つ智子ですが、
明日香はそんな智子に私のも覗いていたよねと話しかけます。
吉田さんのも覗いていたしクセなんじゃないの？と追い打ちをかけるゆり。
陽菜も同様に覗かれたと糾弾に参加する中、
試合開始のサイレンが鳴り響きました。
しかし試合など他所に、話は終わらず。
変態かと風夏に言われ、ぐうの音も出ない智子。
とはいえ自分とて加藤さんの毛について知りたいと短冊に書いたじゃないかと反論。
不思議がる明日香に風夏は必死で言い訳をしますが、突拍子の無さに理解が出来ません。
試合が始まっても話を止めない彼女らに、横で試合を見ている琴美が厳しく注意。
同意する明日香たちに対し、智子だけは彼女に対し苛立ちしか出ません。
するとそのタイミングで、智子の耳に観客が歌う歌が聞こえてきました。
相手校は野球部以上に応援が有名らしく、独特な応援をしている様です。
バッターが打ち上げて3アウトチェンジ。
0点で原幕攻撃へと交代。
その後も試合が続き、風夏たちもしっかりと応援へ参加。
吹奏楽部も全力で選手たちへエールを送ります。
途中飲み物を買いに行ったりもしながら観戦し、
あれよあれよと最終回。
3-0で原幕劣勢の中の攻撃ですが、琴美曰く相手校とはレベルが違いすぎてむしろ抑えている方だそう。
結果、最終の攻撃で逆転は成らず。
打ちひしがれる選手たちを智子たちはただ眺めるしか出来ない。
最後に学校同士のエール交換を行い、帰路へ着く事に。
あと3回勝てば甲子園だった。
でも逆に考えるとあんなチームに2回勝たないといけない。
近い様で遠い。
詳しくなくとも今日の試合を見ているとそう思える。
そんな話をしながら球場の外へ出た智子たち。
現地解散とは言われているがまだ12時前。
取り敢えず何か食べようかという話になる中、智子は去年は早く終われとしか思っていなかったのにと感慨に耽ります。
彼女の提案に気分が上がる明日香たち。
先の試合を見て自分も頑張らねばと気持ちを盛り上げていた智子でしたが、
ゆりは平然と水を差してきます。
その話を素直に受け取り、やる気が出るなら風夏を呼ぼうかと言い出す明日香。
ですが流石にそれはと遠慮せざるを得ません。
高校三年生の夏、高校最後の夏。
勉強して友達と遊んで、そんなくだらない夏。
それでも終わらせたくない、続けたい。
青春の充実に自ら踏み込む智子なのでした。
感想 ※2019年10月19日掲載
感想というかまずは『わたモテ』の更新に関してになるんですが、
ご周知の通り「ガンガンONLINE」のスマホアプリ版が大型リニューアルを行い、
webサイト版との差別化が為されました。
それにより、それまでは同タイミングであった更新が
スマホアプリ版：毎日0時
webサイト版：月木12時(祝日の場合0時更新もあり)となっており、
最新話の公開もwebサイト版よりスマホアプリ版の方が先という形に。
今回の『わたモテ』喪166で言いますと、
スマホアプリ版：10月17日
webサイト版：11月7日
と半月ほどの差が。
当ブログではこれまでwebサイト版で公開された最新話を画像含め引用させて戴いておりましたが、
スマホアプリ版ではスクリーンショット等画像保存も対応不可とバッチリのご対応。
何やかんやしてもにょもにょすればスマホアプリ版の画像も取れなくはないのでしょうが、
流石に通常出来ない所をゴリ押しでやっちゃうとね、流石にね。
いやでもアプリ版もね、最新話がチケット対象でチャプター分けせずに公開してくれていますから、
そこは御の字ですよ。
12時更新でなく0時更新になったので日が替わるなり読める様になりましたしね。
『わたモテ』だけがガンガンONLINEではありませんが、
余り裾野を広げずにいくつかの作品を追いかけるだけなら
これまでと同じ様に無料で最新話を閲覧出来そうです。
お布施と思って課金するも良しですけどね、もちろん。
という訳でね、ウチとしましては『灼熱カバディ』同様に
「webサイト版の更新日」に沿っていく形で進めるのですが、
今回だけは先に感想だけ挙げておこうかと。
あらすじはwebサイト版更新時に作成する予定です。
まぁそういう訳で、ここからが【喪166 モテないしまた応援に行く】の感想。
前回、海辺での勉強会の最後に届いた野球部の応援の件が今回のお話。
試合会場に行くべく駅前に集合した智子と茜、真子とゆり、そして加藤さん。
磯臭い服を着ている女子に対して「海のにおいがする」というのが何とも良い表現ですよね。
いつもと違うにおいを気にしながら相手に優しく尋ねるこの感じ。
普通磯臭かったら磯臭いって言ってしまうもんですが、程度が知れてしまいますわ。
しかしそれに対する智子の言い返しね、生臭い液体って。
呆れ気味に訂正する茜に対して「期待通り」という顔をしている智子の表情が何とも。
そういう期待を掛けるほどに親しくなって来ているという訳ですかな。
海行って磯臭くなって、それでも勉強はしていたって言われても信用しにくいですよね。
指導ママの加藤さんが言う「集中できる所」がどんな場所に軟禁されるのか、恐怖を覚えます。
で、たどり着いた試合会場は去年と異なり、プロ野球もする立派なスタジアム。
こみさんが相変わらずで安心というか不安というか。
ある意味変態っぷりを見せ付けられて皆辟易していますけども、
そんな中で一人きちんと話を聞く加藤さん。
智子の時もそうですが、本当に優しい地母神さまだ。
いつもニコイチで彼女を諌める伊藤さんがいないことに困惑する智子ですが、
「こみなんとか係」って。
相変わらずこみさんに対してひどい扱いですが、
光がいない時は自分の役目になっちゃうヤツですよその係。
そんな手綱を握る人のいない狂犬をさておき、
ゲスキワガール・風夏さんが何とチアガール姿で登場。
ゲス乙女とか蔑んでる智子さんですが、
ソコを平気で覗き込む貴女も中々ですよと。
然しそのゲスさを遂に露呈させられてしまうというね、しかもうっちーに。
その上次々と暴露される覗きの数々。
加藤さんは見られている認識をしながらも笑顔でチアリーディングですか、
何かもう色々と気になりますな、薄い本が熱くなる的な意味で。
ゆりもスカート覗きの件で吉田さんの事を挙げていますけど、
自分も覗かれているのは気づいてなかった様ですな。
クセというか脊髄反射レベルですよね、基本見るし見える様に屈んだりするし。
いやでも人間見える状況なら見ますって、誰だってそうする俺だってそうする。
読んでる男性諸君からすれば9割9分以上「そこ代われ」って言いたいもんですよ。
キモいキモいと野次(?)が飛ぶ中、遂に野球部の試合開始。
しかしそれをしっかり見据えているのはこみさん一人で、智子たちはまだまだ変態トーク。
風夏と智子が遂にお互いがお互いを変態と思っている状態ですが、
片やスカートとあらば覗き込む女子、片や友達の胸や毛を気にする女子と、
どっちもどっちな形に。
加藤さんには一度冷静に説明する必要が有りそうですが、
「友達が友達に胸を揉ませたのか毛を見せたのか知りたくてたまらない」とか、
どう説明しても変態のレッテルを貼られるしかない内容ですな。
こみさんの正論にキレる智子さんですが、「ロッテ」呼ばわりとか「ぶち殺がすぞ」とか
誰に対してよりも辛辣なワードが飛び交うなこみさんに対しては。
で、始まった試合もあっという間に9回裏、最終攻撃。
3対0で原幕ピンチの状況。
ロッテ曰く3点で抑えられてるだけ上等だそうですが、
実際地区大会ですと何十点差とかいう試合も有るみたいですし
それに比べれば全然善戦したと言えるのはないでしょうか。
とはいえ、全力投球の結果負けるのは悔しいモノ。
応援していた人たちまで汗だくになる程の気合の入れっぷりでしたが、
美保さんは取り敢えずもう少し恥じらいをもってだね。
直接的に智子と関わる人物では無いのに、どんどんキャラが立っていくなこの子は。
昼前には終わった試合。
去年は苦行でしかなかった応援も今回はあっという間。
智子さんの心境にも思う節が出来た様で、珍しく自分から勉強したいと言い出しました。
甲子園の敗退は、即ち夏の終わり。
高校野球に疎い人でもそう刷り込まれているイメージが有ると思います。
終わってしまった彼らの夏、自分たちも終わってからでは遅すぎる。
そう思って躍起になるのはいい事だと思うのですが、
昨年あれだけヤンキー集団だなんだと扱き下ろしていた癖に、人間こうも変われるものなのか。
野球よりもスカートの中にご執心なのは前から変わっていませんが、
彼女なりに周りに感化されていい方向に進んでいる気がします。
むしろ加藤さんのパンツ要員発言の方が不穏ですわこうなると。
加藤さんが悲しそうなのは自分じゃない人のを見ていたからかしら。
今後は見せ付けてくるスタイルで来てくれるのか、
それは是非お願いしたいがそういうマンガじゃないんですよねー(笑)
こんなくだらない夏でも続けたい。
ハイ名言来ました。
夏は薄着だし色々見えやすいしね、ってそういう事じゃないね。
こみなんとか係とかデリパン要員とか様々なパワーワードが出たり
風夏嬢が遂に思いの丈を口に出したり
キモいキモいと野次が飛んだり
色々とギャグ的方向に慌ただしい回にも見えましたが、
茜とのやりとりで交友の深さが現れたり、
最後には青春真っ只中な名言が飛び出したりと
智子の精神的成長も良く見えたお話でした。
パンツも見えたお話だったようですが。
この夏を友達たちと目いっぱい楽しもうとする智子の次のお話はスマホアプリ版では11月7日更新。
webサイト版は1話遅れて更新の形になりますね。
後進の更新。
次回、そのまま学校での勉強会となるのか、それともまた別の日のお話か。
デリパン要員は呼ばれるのか、それとも加藤さんが自ら志願するのか。
色々と気になる所が満載な次回も楽しみにしたいと思います。
『わたモテ』も連載されている「ガンガンONLINE」のスマホアプリ版が2019年10月3日に大幅リニューアルし、
チケットやコインを使って過去話を閲覧出来る様になりました。
これにより「ガンガンONLINE」では最新話まで「マンガUP！」では最新巻収録内容まで頑張れば無料で閲覧可能に。
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読み返したい方は両方使って一気に読んじゃいましょう。
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