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『青のフラッグ』第50話 あらすじとネタバレ感想~恋する男はキモさ天井知らず

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『青のフラッグ』第50話より

ジャンプ+にて連載中、KAITOさんの
青のフラッグ』最新話が公開されました。

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この記事の目次

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「第50話」

私は「私」が、「私」だけが、この世で一番嫌い。

『青のフラッグ』第50話より

そう嘆く二葉の肩をしっかりと掴んだトーマ。
見つめ合う中で彼は彼女に言葉を贈ろうとしますが、
良いタイミングでチャイムに邪魔をされてしまいます。

『青のフラッグ』第50話より

鳴りやむのを待つトーマ。
しかし、今のチャイムは休み時間の終わりを告げる音。
授業は?と気を遣いますが、それはお互い様で。

トーマくんこそ、と二葉が尋ねると、
オレはもうすでに…だしと生半な返答。

呆けてしまうトーマに声をかける二葉。
気付いたトーマはその肩から手を離し、少し離れて見つめ合う形に。

『青のフラッグ』第50話より

そして、意を決したトーマがケンカを続けようと言いながら地面に腰を下ろしだします。
自分も座らねばと思った二葉ですが、地面にそのままというのは少し抵抗がある。
あたふたしているとトーマが自分のカバンを差し出してきました。

『青のフラッグ』第50話より

そんな事をするわけにはいかない。
しゃがみ込んで話をしようとする二葉ですが、疲れるだろうとトーマが指摘。
鞄の中からタオルを出してこれでという彼の申し出を断り、
二葉は結局トーマと同じように直接地面に座ることにしました。

『青のフラッグ』第50話より

話の腰を折りに折られ、何の話だっけと確認しあう二人。
黙り込む中、二葉が口を開きました。

けんかって難しい。
すぐに怒ることが出来る人がすごいと思う。
怒ろうと思ってもすぐ自分が悪いと思ってしまう。

二葉の言葉に同意するトーマ。
自分も怒ることが苦手だという彼は、その感情の瞬発力が無いと言います。

『青のフラッグ』第50話より

ケンスケやマミはそういう所がすごいと友人の話に。
二葉もマミはスゴイと思っている、ケンスケは少し怖いが。

そんな彼女の言葉に、ケンスケは沸点分かりやすいからと笑うトーマ。
しかし、そんな友人たちを羨ましく思っている様。

『青のフラッグ』第50話より

自分の言った言葉で、自分が何を言おうとしたのか思い出したトーマ。
肩を掴んで伝えようと思っていた言葉を改めて口にします。

『青のフラッグ』第50話より

タイちゃんは二葉を選んだ。
他の女子じゃなく、誰かじゃなく。
それはすごい事。
二葉は今タイちゃんの彼女なんだから何の心配もない。
と言うも、そんな彼女の表情は暗く。

二葉は気づいているのです、
太一がまだ選んでいないことを。
悩んでいることを。

『青のフラッグ』第50話より

想いを告げて去る時の彼を思い出すトーマ。
タイちゃんが悩んでるのはそういう事じゃないと笑いながら否定する。

自分は選択肢にすらないと話す彼に対し、今はなってると二葉は強く言い返します。
しかし、彼は自らの性別をもってそれも否定。
するも、二葉の強い目線は外れない。

だってオレは彼女になれない。
そう諦めているトーマに対し、二葉は自分も彼氏にはなれないと言い返します。

『青のフラッグ』第50話より

どっちにしろ太一の好みは二葉の様な女の子で、
実際今付き合っているのも二葉な訳で。
それでも二葉に対して太一はこう言っていました。

二葉と付き合っているから、トーマの告白には応えられないと。

『青のフラッグ』第50話より

消沈する二葉。
戸惑うトーマでしたが、実際の太一の気持ちを確かめる様に問いかけます。
太一に「好き」と言われていないのか。

その問いに、紅潮しながらも肯定する二葉。
じゃあ信じろよというトーマですが、どうにも二葉は踏ん切りがつきません。

前に太一に問いかけたことがある。
大事な人がたくさんいたらいけないのか、と。
それに対し、彼はこう言っていた。

『青のフラッグ』第50話より

またも黙り込む二人。
少しして再び二葉から口を開きました。

だから、選べる自分になりたい。
大切だと思う太一を選び、太一に選ばれる人間になりたい。
そう思っている。

でも、今もその答えが分からない。

差が無いと不安だけど差が有ると哀しい。
差はあるけれど、それは勝手な考えでただのわがまま。
そんな考えも嫌になる。

でも自分はトーマに憧れていて、友達だと思っていて。

『青のフラッグ』第50話より

何かを、誰かを大事と一つ決めたら、全部を大事には出来ないのか。
自分にはきっとうまく出来ない、うまく出来てない。

後悔ばかり、何もしない方が良い。
それでも、それでも願っている。

『青のフラッグ』第50話より

彼女の言葉を聞いて、そっとその手を握るトーマ。
深く詫びながら、彼はその気持ちに寄り添うのでした。

『青のフラッグ』第50話より

二人で、中庭から校舎へ。
向かう途中、入口の前にはマミたちの姿が。

トーマを見つけ、駆け寄るマミ。

『青のフラッグ』第50話より

謝罪はもう聞いたとトーマが言っても、会って言いたかったと頑ななマミ。
その頭を撫でながら、自分も悪かったとお互いに謝罪をしあいます。

そして、ケンスケと目が合うトーマ。
軽く声を掛け合うも無言が続く。
ハッキリしないケンスケに対し、トーマは直球を投げかけます。

『青のフラッグ』第50話より

問われ、当たり前だろうと答えるケンスケ。
しかしそれはトーマの事をそう言っているのではなく、傍から見れば恋愛をしている人間など誰だって気持ち悪いという、
誰だってそうなのだという彼自身の納得をもっての言葉でした。

『青のフラッグ』第50話より

必死で取り繕っている様な彼の言動をにやにやと見つめるシンゴ。
お前クソキモイもんなと一刀両断に切り捨てます。

その言葉に即座に怒り怒鳴りつけるケンスケ。
自らの清らかさについてマミに同意を求めますが、キモさが天井知らずとバッサリ。
そんないつものやり取りを見て、トーマは楽しそうに笑うのでした。

『青のフラッグ』第50話より

トーマは二葉と別れ、マミたちと教室へ。
向かう途中、真澄の姿を見つけます。

秘密を共有しあっていた者同士、二人で屋上へ。
自業自得かなと話すトーマに対し、真澄は選択肢がそれしかなかっただけじゃないと一蹴。
割に合わないことをされておきながら良く友達を続けられるものだと呆れかえります。

『青のフラッグ』第50話より

が、トーマからすれば自分が選んだ結果だと納得している。
その言葉を聞いた真澄も、彼の意思を尊重し納得するのでした。

『青のフラッグ』第50話より

次の日の朝、太一の携帯に二葉からメッセージが。
挨拶を送り合い、体調を心配する彼女にもう治っているしさぼってゲーム出来て儲け物だと冗談を返します。

二葉は大丈夫かと続ける太一。
それに対し自分は大丈夫だけどぽつぽつ休んでる人も出ているとの返事。

『青のフラッグ』第50話より

それに対する返事を打ちながらも、幼馴染の名前を打てども続きが打てない。
胸の内に抱え込むその感情を、その迷いを消すことが出来ず、一人思い耽る太一なのでした。

『青のフラッグ』第50話より

感想

ひと月ぶりの『青のフラッグ』。
人を想うことの難しさと人を思う事の大切さを噛み締める様な、そんな心に染み入るお話でした。

前回のラストで二葉を抱きしめんばかりの勢いを出したトーマでしたが、
良い事言おうとした瞬間にチャイムという絶妙さ。
授業を気にしたりお互いに気を遣い合ったり優しいお二人ですよ本当。
事ある毎にデフォルメ化されちゃって、今回はとみにコミカルな描かれ方が多い気しますわ。
このシーンなんてもう「ばなな」とか言い出しそうですよ。

『青のフラッグ』第50話より

ないものねだりというか、隣の芝生は青く見えるというか、
お互いがお互いに憧れながらも、お互いを尊重しあう二人。
トーマの口からも「ケンカ」という言葉が出ましたが、もうこれ完全に話し合いですよね。
ただお互いの意見をぶつけ合うという話し合いは大事だと思います。

人に対して嫌な気持ちを抱いても、それを即座に発露出来ないもどかしさ。
モヤモヤしながらも状況やら相手やらでどうしたものか思ったりして、
いざ表に出るくらいになるころには後の祭りだったり。
で、本人には言う事も出来ず飲み会の場で管巻いたりなんかして。

自身の正当性をハッキリさせるまでに時間のかかる人っていうのは大人になってからも響きますよね。
何事も即決即断で失敗してもへこたれない位が一番伸びていく人材な気がします。
「やります!出来ます!」って言えば良いって訳でもないんですけどね、
やってみたものの気まずい雰囲気になることもありますし。

『青のフラッグ』第22話より

自分に自信を持つというのも中々難しいもの、
それはこれまでの人生で積み重ねてきたモノですから。

「自分の価値は自分で決める」と言いますが、自分で決めてしまうという意味でも有る様な。
本当はもっと出来るのに、どうせ自分なんてと価値を落としたり。
そんな時に何をもって自分を信じるかという話なんですが、
何にすがるかという話にもなりそうなものですが。

カミナの兄貴が言っていた「お前を信じる俺を信じろ」とは良くいったモノですよね、そう考えると。
自分に自信を持てないなら、自分を信じてくれる者を信じる。
それだって自信に繋がる、自分を信じることに繋がっていくわけですから。

とはいえ、お前を信じる太一を信じろと言うトーマに対し、
いやそれほど信じてるというか何というかとモニョっちゃってる二葉さん。

『青のフラッグ』第42話より

太一自身「オレは二葉が好きだよ」と言ってくれてはいましたが、
その言葉だけを信じる事は難しいんでしょうか。
まぁその直後にトーマの話ぶった切っちゃったしね。

『青のフラッグ』第42話より

普通に考えればというか、彼女が出来てはしゃぎ倒したりマミのボディタッチにドギマギしたりする様な
初心でネンネな太一くんはどう見ても女の子好きでしょうし
トーマの告白で心揺らいで受け入れるという事はなさそう。
ですが、幼馴染の気持ちを無碍に出来ず「どちらも選ばない」という選択は出来ます。

二葉との恋人関係を続けるか、幼馴染の為にその関係を断ち切るか。
そんなことして一番怒るのがトーマなのでしょうけども、太一からすればじゃあどうすればいいのかというお話な訳で。

『青のフラッグ』第46話より

二葉トーマが願う様に皆が笑っていられるような時が来るのでしょうか。
もう不安しかねぇな。

そんなこんなでケンカも終わった二人はマミたちと合流。
泣きそうなマミさん超かわいい。

『青のフラッグ』第50話より

キモいかと直球を投げるトーマも、それに折り合いをつけるケンスケも、
お互いの仲があってこそのお話ですよね。
「恋愛している奴はキモい」というのは言い得て妙ですし、
彼なりの友情もあってこそなのでしょうが、特大過ぎるブーメランですよ。

『青のフラッグ』第40話より

そしてトーマは秘密を共有する人物、真澄にも報告。
真澄からすれば色々と納得は出来ないでしょうが、本人がそれで良ければと留飲を飲んだ様子。
次は自分の事もありますしね、今ぶっちゃけちゃうと二葉爆発しちゃうだろうからタイミングが大事でしょうけど。

『青のフラッグ』第45話より

で、こうなると最後の難関、主人公の太一くん。
本当に、彼は今何を思ってるんでしょうか。
トーマが……オレを?(ドキドキ)なんてことではないんでしょうけど、
世界がひっくり返るような感覚から抜け出せない彼が学校に行く頃にはトーマも居る訳で。
いい加減彼の爆発を見たいと思う今日この頃です。

そんな次回更新は12月18日、第3週。
最新刊が12月に発売も決定したのであわせ要チェックですぞ。

スマホアプリ「ジャンプ+」では、『青のフラッグ』を始め連載中の作品が全話1回無料で読めます。
取り敢えず読んでヤキモキしてほしい、そんな逸品です。

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