『灼熱カバディ』第140話 あらすじとネタバレ感想~Mr.序盤の面目躍如

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タイムを取るべきか
『灼熱カバディ』第140話より

裏サンデーにて連載中、武蔵野創さんの『灼熱カバディ』最新話が公開されました。

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第140話 同じ手は

接戦が続く能京対奏和。
5対5の同点、王城は場外となり攻撃手は一度倒された宵越。
タイムを取るべきか否か悩む井浦の気持ちを察したのか、
宵越は心配いらないと、堂々と前へと進みます。

やるべき事は分かっている。
先ずは部長を取り戻す1点を奪い取る。

『灼熱カバディ』第140話より

もちろん彼が狙うのは左右コーナー、つまりは六弦か片桐。
言うが易し行うが難し。
宵越はまず手前のスピードを持って勝負を仕掛けます。

一直線に六弦へ。
しかしたどり着く前に横から片桐と高谷の影が。

『灼熱カバディ』第140話より

早く動いても背後を取られる。
奥に進んでいるのだから当然だが、その対応の早さが奏和の厄介さ。

基礎が出来ている彼らに対しては、
速さ勝負よりも意表を衝く初動の勝負になる。

『灼熱カバディ』第140話より

となればと、意表を衝くには適した自らの技【カット】を試みる。
しかし、その方向にも既に鎖が張られており、
軌道を防がれている。

『灼熱カバディ』第140話より

大量得点も狙える【カット】の弱点、
それは進行方向に網を張られれば自ら捕まりに行ってしまう形になるという事。

この大会だけでも見せすぎた技術。
悔やむ井浦ですが、宵越はまだ諦めません。

【カット】が駄目なら、再度距離をとる宵越。
彼が使えるもう一つの技術【バック】の体勢。
しかしそれもまた、先に一度沈められた技。

『灼熱カバディ』第140話より

いい技でもぶっ放しじゃ通用しない事はさっき痛感したはず。
そう言い放つ久納の言葉も理解出来ている。
先の攻撃と違うのだと走り出すのですが、
彼の走り出す方向に観客は皆慄き困惑するのでした。

六弦を背に駆ける
『灼熱カバディ』第140話より

この戦いで絶対に目を離すべきではない六弦を背に走り出す宵越。
彼を無視するかの様な行動に、六弦も怒りを露わにします。

怒る六弦
『灼熱カバディ』第140話より

最短最速でその背に迫る六弦と、それをフォローする奏和陣。
バックの軌道すら埋められてしまうその状況の中、
六弦だけが違和感を感じました。

『灼熱カバディ』第140話より

前に走りながらも、六弦を見据えるその視線。
自棄になった訳ではない、冷静に周囲を観察しているような。
その目を見た六弦の脳裏に過るのは、かつての練習試合で彼が繰り出したロールキック。
先の攻撃で伴が見せた技術の本元は彼にある。

このままでは全員が仕留められる。
そう判断し身を退いた六弦でしたが、
そう判断させることこそが宵越の用いた作戦なのでした。

『灼熱カバディ』第140話より

正面の片桐に触れ、【バック】をする宵越。
その引き際に止めに来た二人にも触れながら、
六弦が退いたスペースを駆け抜けます。

予想に反した宵越の攻撃に困惑する六弦。
チームメイトも突然の彼の後退に戸惑いを禁じえません。

優秀な守備だから目線一つでそう思うだろうと考えた宵越の作戦は見事に成功。
初動の勝負のイニシアティブを取った後、残るはスピード勝負のみ。

最速
『灼熱カバディ』第140話より

最速の足を持つ彼に遅れて追いつける者など誰もおらず、
奏和の全員を置き去りにする。

『灼熱カバディ』第140話より

その技だけでなく、うまく目線と組み合わせたことを称賛する久納。
彼レベルでなければ気付けないほどの高等技術だった様で、
その言葉を聞いた人見はピンと来ていない様子。

宵越の攻撃により片桐は抑えられ、奏和の攻撃手はまたも絞られる。
能京が苦手なパワータイプの六弦か、正攻法の高谷か。

そう予想を並べる観客たちを他所に、
奏和の攻撃手はまだ背を向ける宵越のすぐ後ろにまで差し迫っていました。

『灼熱カバディ』第140話より

宵越の背中を捉える栄倉は、
試合前に緒方の言っていた作戦を思い返していました。

今回は攻撃法をどんどん変える、ただしじっくりやりあわないで欲しい。
その内容に疑問を持つ栄倉に対し、
緒方はじっくりやり合うと実力を知られてしまうからで、今後の為だと説明。

『灼熱カバディ』第140話より

王城相手は厳しいが他の選手ならと言っていた彼の言葉通り、
その油断が見える背中に手を伸ばす。

練習試合のころから凄い攻撃手だったが、
高谷の速攻に反応出来なかったりと素人臭さがあった。

そう思いながら隙を突いた栄倉の速攻は、伸ばした彼の手は確かに宵越の背中に触れ、
る事無く空を切りました。

『灼熱カバディ』第140話より

しっかりと栄倉の肩を抑え、床に押さえつける宵越。
前に立っていた畦道も慌てて彼の手を抑え完封します。

俺も散々やられてきた。
そう呟きながら立ち上がる。

お見通しなんだよ
『灼熱カバディ』第140話より

ぜってー適当こいてると笑う高谷やその言葉を信じ驚愕する片桐。
三者三様に受け止める中、緒方はその強さに脂汗を流すのでした。

変わんないなぁこの人
『灼熱カバディ』第140話より

感想

未だ均衡の崩れない能京対奏和。
攻撃手が入れ代わり立ち代わりとなる守備戦で接戦が続く中、
我らが主人公、Mr.序盤の出番が再びやってきました。

初手の攻撃は驚異のピンチ力に圧倒され、2回目は敵を欺く餌とされ、
3度目の正直と言わんばかりの攻撃でしたが、
その言葉に相応しい面目躍如の活躍を見せてくれました。

奏和の守備を崩すにはどうしても左右コーナーにいる六弦片桐を片方でも落とさねばならず、
片方だけを取りに行くにも六弦を攻めればゴリラが、
片桐を攻めればクマが背後から迫ってくる恐怖と戦わねばなりません。

微動だにしない二人
『灼熱カバディ』第120話より

その脅威恐怖は十分に理解している宵越
それでも男はやらねばならぬ。

手前の技術、【カット】と【バック】。
どちらも意表を衝く技術ですが、
そらやるぞと言われれば対処出来る技術。
格ゲーでだってブッパだけじゃあ小技で巻き返されて終わっちゃいますものね。
どう出し抜くか、どう絡めるかが重要な技ではありましたが、
宵越くんはそこをある意味敵への信用も用いた作戦で突破する形に。

誰もが驚く六弦放置という奇策。
六弦さんも「お前そんな程度に扱えると思っているのか」とか怒るのも分りますがアレですかね、
カバディプレイヤーは相手に怒るとき「小僧…」っていうのが普通なんですかね(笑)

『灼熱カバディ』第72話より

で、そんな激おこ六弦さんを背に駆ける能京の獣
しかしその怒りを買わせ、かつ次の判断を狭めるアイコンタクト。

さっきにやられたロールキック、その本家が後ろを見やるとなっちゃあ回すでしょ?普通。
いや宵越は回らない。
正に六弦の意表を衝く【バック】がついに火を噴きます。
退路を断っていたはずの六弦が道を開けたとあっちゃあ、
そりゃ木崎くんもびっくりですよね。

単純なスピード勝負では埒が明かず、迎えた初動勝負。
「意表を衝く」という戦いを果たし、宵越がついに攻撃で彼らに勝利しました。

が、それでも負けない奏和高校。
苦労人・栄倉の光る速攻。も防がれる。
折角片桐と秘密裏に打ち合わせをしていたにも関わらずこの体たらく。
さすが栄倉、こういう姿が輝くわ(笑)

『灼熱カバディ』第123話より

攻撃に守備にと実力をありありと見せつけた宵越
守備の成長も攻撃の成長につながりますが、
こうも育たれてしまうともう恐ろしいな。

奏和は栄倉くんの攻撃失敗も合わせ残り2人、高谷六弦のみ。
緒方くんが実は宵越詳しいみたいな雰囲気も出ていますが、
まだまだ戦いは続きます。

そんな次回更新は12月24日。
一週お休みでクリスマスイブの更新。
更なる力を見せつける能京の獣が描かれます。

彼の活躍がもっと見たい方はこの先を先読みを公開中の
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