『終極エンゲージ』第37話 あらすじとネタバレ感想~決意を胸に、自らが信じる道へ

18/01/21web・スマホマンガ, 更新情報ジャンププラス, 終極エンゲージ

ジャンプ+にて連載中、江藤俊司さん原作/三輪ヨシユキさん作画
『終極エンゲージ』最新話が公開されました。

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『終極エンゲージ』第36話 あらすじとネタバレ感想

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第37話【これから】

前回、カルキ・ファリアペアの活躍により、巨大プワメを撃破。
核を失った巨大プワメが垂れ下がるビルにトリウィアたちが到着しました。
その手には、ぐったりとしたセラエラの姿が。

巨大プワメ、朽ちる
終極エンゲージ 第37話より

トリウィアはクリスと連絡をつなぎ、楽勝ベイベーと報告。
一度、今後の方策を練る為クリスの船に集合と相成りました。

グリムヴィアスの首に布をかけ、丁寧に礼をするカルキ。
その後ろでディスタはゲオルギウスの存在を知らされ、
驚いています。
『宇宙の卵』による絶対支配が崩れれば、
野心を持った星々の指導者が反旗を翻すでしょう。
とクリスと同じ結論に至るディスタは、
ガルマイア(われわれ)も含めてですが、と正直に付け足します。

王族が暗殺されれば、全宇宙で戦争が始まるという事ですかと
確認するファリア。
「我こそが支配者にふさわしい」という連中の殺し合い合戦だ。
知的生命体が聞いてあきれるなと笑うクリスに、
返す言葉も無いとディスタが答えます。

しかしクリスはお前たちの所為じゃないとフォロー。
学者としてこの言葉を使うのは本意じゃないが、
この宇宙を想像した『神』がいるなら、
そいつが知的生命体(おれたち)のデザインを間違えたのさ。
溜め息混じりに、そう話しだします。

宇宙の卵とは
終極エンゲージ 第37話より

実際にその通りである以上、悪い冗談と笑い飛ばす事も出来ませんね。
そう返すディスタの横で、眠くなる話は良いよと体を伸ばすトリウィア。
で、方策は?と問う彼女の言葉に、クリスは答えます。

当然、ゲオルギウスを倒す。

カーマによると、奴は必ず女王決定戦に現れ、
地球王家を皆殺しにするつもりらしい。
そこで奴を倒せなければ、宇宙は終わる。

すぐに実行しないのは何故か、疑問を口にするディスタ。
正直分からんが、決定戦は全宇宙最大のビッグイベント。
それを利用して、全宇宙に対して何か仕掛けるつもりだろう、
クリスはそう予測します。

猫顔トリウィア
終極エンゲージ 第37話より

これからすべき事は?とクリスに確認をするカルキ。
カルキについては特に変更なし。
予選を通過し、本選優勝を目指して修行を積んでもらう。

優勝を目指す
終極エンゲージ 第37話より

ご主人様は?と続けて問うと、地球に戻るとの返事。
俺たちの旅は、ここでおしまいだ。
少し寂しそうに笑って、クリスはそう答えるのでした。

話し合いも終わり、自分たちの船に戻るトリウィアとディスタ。
最後、終始ファリアが睨んでいたなと話すディスタですが、
トリウィアは全く気にしていない様子。

トリウィアはクリスと地球へ、
ディスタは確保した賊を母星まで連行という流れに。
入院中のパーヴちゃんによろしクシモーナと伝えるトリウィア。
ふと、目の前にいる人物に気付きます。
そこには、カバンを背負い、意を決した表情のポポロが立っていました。

日が沈む中、カルキはクリスに改めて声を掛けます。
謝らないといけない、そう話すカルキに、
宇宙を滅ぼすと誤解してたって話なら、
お前も被害者みたいなもんだろうと明るく返します。

それに、さっきはああ言ったが、決定戦に出るのをやめても良い。
最初から嫌なら無理強いするつもりでもなかったしな。
そう続けるクリス。

では、どうして私を?と問うカルキに振り向き、クリスは有る事実を伝えます。

ゲオルギウスは本当なら生きているはずはない。

突然の方向転換に、着いていけないカルキ。
クリスは気にせずその話を続けます。

『宇宙の卵』は新しい王が即位する時、
古い王の肉体と魂を取りこんでしまうからだ。

宇宙の卵のシステム
終極エンゲージ 第37話より

衝撃の事実に、言葉を失うカルキ。

『宇宙の卵』は神が送り込んだ更新プログラム。
古い王を取り込むことで、中身を更新するらしい。
俺は神など信じないが、とにかく役目を終えた王はこの宇宙から消える。

奴はどうにかしてそれを逃れ、王族を殺す機会を伺っていたんだろう。
奴が憎むのは地球王家か、それとも『宇宙の卵』そのものか。
まぁ気持ちは分からなくもない。そう話すクリス。

『宇宙の支配者』とか言われたところで、
宇宙をなるべく平和に回す為の人柱に過ぎないと、
自身を判断します。

改めてカルキと向き合い、
「宇宙の卵に縛られない自分」というものが、
どんなものか見てみたかったからだ。
彼女を創った理由を、そう述べます。

優勝して俺と結婚てのは「その方が面白い」と思っただけだが、
と笑って付け加えるクリス。

だけど今は、自分が死んだ後の宇宙で代わりに生きてくれたらいいと思っている。
そう話すクリスは、笑って「もしも」の話を口にします。

クリスが語る夢
終極エンゲージ 第37話より

それは、カルキが思っていた事。
女王決定戦が終わったら、この宇宙をくまなく旅してみたい。
昔、カーマに語っていた夢。

短い間だったが楽しかった。
そうカルキに感謝を告げ、立ち去るクリス。
呼び止めるカルキですが、お前は自分の人生を自由に選んでいい。
今まで済まなかったと詫びの言葉を口にし、部屋を後にしました。

ゲオルギウスはきっと、王家に連なる者すべてを殺すだろう。
父も、母も。そして…。
絶対にさせない。その決意を胸に、クリスは歩き始めます。

一人残されたカルキ。
私が選ぶのは…。
日の沈む町並を見ながら、彼女もまた、決意を胸に秘めるのでした。

一方ガルマイアの船の中、惑星ジャナと通信を取るポポロ。
ジョージたちはガルマイア星人を倒したら引き上げた様で、
ジャナの住民は無事だったとの事。

そんなポポロを呼びつけるのはディスタ。
仲間の無事を確認したならさっさと修行に戻れと叱咤する彼女に、
すみません師匠!と返事をして、通信を切断。

ポポロの修行
終極エンゲージ 第37話より

戦闘スタイル的にも経験的にも、
私に合う師匠はディスタさんしかいないと思って、
どうしてもグリムヴィアス様の仇を討ちたいんです。
そう土下座し、教えを乞うたポポロ。

自身の同胞を攫い奴隷にしてきた人間に、
教えを乞うてきたその意気込みを買ったディスタは、
こう考えていました。

初代女王は技術なしのパワーだけで優勝したと聞く。
同じ種族の彼女を順調に力を上げ、技を仕込めばあるいは…。

それを面白いと感じるのは戦闘種族の弱みだな。
そう自虐するディスタ。

短命種族として、大事な時間。
その1年をポポロに捧げると決めたディスタは、
超ウルトラハードモードで行くぞとビシバシ指導。
思いついたように、捕獲していたセラエラにも手伝えと命令。

驚くセラエラ
終極エンゲージ 第37話より

二人がギャアギャアと騒ぐ中、窓の向こう、宇宙を見やるポポロ。
分かれたカルキの事を思います。

予選を進むカルキ
終極エンゲージ 第37話より

自らの意思で進む道を決めていいと、自由を与えられたカルキ。
彼女は今、メル星の予選会場に立っていました。
クリスの計らいで、カーマがセコンドとして残留。
二人で、予選突破を目指します。

結局出る事にしたんだ。
そう声をかけるのはファリア。
彼女はのまま戦っていたら私が勝ったわよと自負。
それにはカルキも同意見の様で。

自分の星の予選に出るからここでは当たらない。
良かったわねという彼女は、強くなれとカルキを鼓舞。

優勝するのは私に決まっているけど、
あの敵がまた攻めて来たら、私たちがクリス様を守るのよ。
そう、カルキに伝えます。

その言葉に、笑って答えるカルキ。
いざ予選へ。
自らが決めた決意を胸に、高みを目指し進み始めます。

決意新たに
終極エンゲージ 第37話より

感想

前回二人の力で倒した巨大プワメ。
核を失いあとは朽ちるだけですが、残った体はまるでオブジェの様に。
ビルのオーナーに大迷惑ですな(笑)

そして案の定、トリウィアに敗けてしまったセラエラさん。
ダイジェストすらないというひどい扱いですが、
何とか命は取られなかった様で、良かった良かった。

今回は心機一転の回、また、新たな事実が明かされた回でしたね。
以前より『宇宙の卵』を侮辱するような敵視するような発言の多かったジョージでしたが、
その理由はシステムに有ったようで。
王位継承したら死ぬって。
「縛られている」という表現は言いえて妙でしたな。
しかも二代目の時点でそのシステムの抜け道見つかるって(笑)

その抜け道が何かを犠牲にすることなく行えるのなら、
クリスもそうすれば旅をするっていう夢も叶えられるのにね。
とはいかないんでしょうか。
まぁもしかしたら、ゲオルギウス本人は既に『卵』の中で、
ジョージは意識や記憶を移植したクローンかもしれませんしね。

旅が終わり、各々の進む道を選んだ彼ら。
ゲオルギウスを倒す為、地球に戻るクリス。
自らの意思で女王となる道を改めて決意したカルキ。
グリムヴィアスの仇を討つため、仇敵を師事するポポロ。
成り行きで修行を手伝う羽目になったセラエラ。

彼ら彼女らの目標や夢はまだ先ですが、
一歩一歩踏みしめて進んでいくのです。

って感じで、第一部完!って感じですね。
この流れはきっと本選直前で少し成長したカルキの前に、
えらく身長が伸びたポポロが登場するヤツですね。

何か、綺麗に畳んでいく感じがした流れだったので、
最後のページに「これまで応援ありがとうございました!」とか
描いてたらどうしようって思う展開でした(笑)

もしくは次回、「あれから50年…」とか言ったり、
時間が無いから年表で説明だ!とかなりませんよね(笑)
あと数年は応援させてくださいよ。
コミックを買うのと、いいジャン!するくらいしか
応援方法はありませんが。

今回の個人的なオススメはトリウィアのこのシーン。

猫顔トリウィア
終極エンゲージ 第37話より

猫みたく可愛くなっちゃって。
でも凶暴さは作品随一ですよ。

あといつもクールで丁寧だったセラエラさんの素が出てる感じ。
これは今後もポポロと一緒に出てくるパターンですね。
ゆくゆくはピーヴリーちゃんやミッヒとの戦いも見れるかも?

次回更新は1月28日。
そのまま話が続くのか、時間がドッと進むのか。
引き続き期待を寄せたいと思います。

スマホの方は基本無料アプリで最新話が読めますので、是非。
いいジャン!も出来ますし、コインを貯めれば過去話も見れますからね。

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