『心臓に杭を打ちつけて』第11話更新
ジャンプ+にて連載中、大宮嵐さんの『心臓に杭を打ちつけて』最新話が掲載されました。
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心臓に杭を打ちつけて
前回、遂に自らのれもんへの気持ちに気付いたブラム。
仲直りも出来た事でまた一緒に学校へ、となったのですが。
ヴェネツィアンマスクをファッションと押し切り、装着したまま教室に入るも、クラスメイトは気にせず挨拶。
そのクラスメイトから自分が居ない間れもんの元気が無かったと聞き、一人悶えるブラム。
百年単位で生きてる吸血鬼の癖に、経験の無さからか思春期の乙女のような振る舞いを見せます。
屋上で一人喚くブラムの元に現れるファニュとオル。
恋かは分からないと悩むブラムにふざけて応じるオルですが、冗談の通じないブラムは思い詰めてしまいます。
予想外の反応に焦るオルを嗜めるファニュ。
しかしファニュはそんなオルに感謝を述べます。
ブラムが目を背けたかった、ファニュが口に出せなかった事実を敢えて告げてくれたから、
ブラムは自分の気持ちに向き合う事が出来たと。
貴方がそんな優しい人だから、屋敷に迎え入れたのだと。
思いつめたブラムは確認の為、れもんと二人での下校を提案します。
れもんが落ち込む事なんて無かったから、久しぶりに二人で帰りなよと囃し立てながら勧めるクラスメイトにれもんは切り返します。
「そりゃ”友達”と喧嘩したらフツーに落ち込むから!」
その一言で心が折れてしまったブラム。
ふらつきながら一人で帰ってしまいます。
今までもれもんに友達と言われ、嬉しかったというのは自覚しているが、
今はその言葉が辛い。
独り言つブラムの元に、偶然ミナが通りかかります。
ブラムの感情の疑問に対し、二人で遠出してみてはどうかとデートの提案をするミナ。
いつもと違った場所なら相手の新しい一面が見えて、自分の気持ちも分かるのではないか。
納得し感嘆するブラムに彼女は続けます。
「難しく考えなくてもいいと思います。だって始まったばかりじゃないですか。」
黙り込んだブラムの元にれもんが駆け寄ります。
心配で探しに来たと。
これ幸いと背中を押すミナ。
ブラムは勇気を出してれもんを海に誘います。
が、何故か皆で行く事に。
とはいえ、そんな彼女の笑顔に振り回される事さえ楽しいと感じているブラムは、自らも笑顔で彼女との夏を楽しむ約束をします。
えぇもう色々と甘酸っぱすぎて口から砂糖が出てきそうです。
前回のラスト、胸にグッとくるタイミングでのタイトルインでガッツリハマってしまいました当作品。
今回は恋に目覚めた吸血鬼・ブラム=ドラクルの慌てふためく一日といった展開でした。
そしてちゃんファニュとオルの微妙な進展、偶然?現れたミナも何か裏が有るようですし。
連載当初は完全にギャグマンガだと思っていましたが、中々どうして。
ストーリー展開に期待がかかる作品です。
夏、海、といえば水着。
サービスシーンも盛りだくさんの予感。
もう季節は秋も半ばですが、細かいことは気にしない。
次回更新は10月19日。
今月はコミックス1巻も発売ですので、要チェック!