魔夜峰央さん作の埼玉disマンガ『翔んで埼玉』二階堂ふみさんとGACKTさんのW主演でまさかの実写映画化!

『パタリロ!』の作者・魔夜峰央さんが描き、
TV番組などで取り上げられ話題にもなった『翔んで埼玉』。
何をトチ狂ったのか、実写映画化が発表されました。
埼玉を貶しまくる不条理ギャグコメディ
『翔んで埼玉』は原作者・魔夜峰央さんが埼玉の所沢に居住の際、
近所に住む編集部長たちから締め切りを催促されたり、
連載打ち切りを通告しに来るかもしれないという極度のストレスの中、
合間に執筆したという作品。
自身の住む埼玉県を「おちょくる面白さ」を狙うも、
横浜に転居した為、単に埼玉に対する悪意ある作品となってしまう、
また、本当の所魔夜さんの中に埼玉をディスる部分が無いという理由で
連載が中断された「未完の漫画作品」。

1986年に発表された際は然程話題にも上がらなかったが、
2015年にTV番組やインターネットなどで話題となり、
復刊されるや否や30万部を超える大ヒットとなった作品です。
東京の名門校・白鵬堂学院に転校してきた麻実麗、
当初は反発していた生徒会長で東京都知事の息子・壇ノ浦百美も
次第に彼を慕う様になってくる。
が、彼は東京都民から忌み嫌われ迫害を受ける埼玉県民だった。

引き裂かれる二人の絆。
火花散る埼玉と東京の間で生まれるボーイズラブを描いたコメディ作品です。
「埼玉県民はそこらへんの草でも食わせておけ!」や
「埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ」など
数々の名言が映画でどんな演出で飛び出るのか、
今から楽しみでなりません。

主人公・麻実麗役をGACKT様が演じます
主人公の容姿端麗才色兼備の青年・麗を演じるのは
マルチタレントとしても活躍中のGACKTさん。
高校生役ですが、魔夜さんの指名ならと承諾してくれたとの事。
もう良い御年ですよ?
MALICE MIZERの頃から全盛期が未だ続いてる感じですが。
個人的には「VANILLA」MVのクラウドみたいな
超サイヤ人みたいなGACKT様が一番好きです。
埼玉県民でありながらそれを隠し、東京で過ごす彼。
その苦悩と埼玉解放の苦難をGACKTさんがどう演じるのか、見ものです。
GACKTさんの「所沢へ?」が早く見たい。

生徒会長・壇ノ浦百美は二階堂ふみさんが男役に挑戦
ストーリーの序盤に麗と対立し、
やがて惹かれていく少年・百美を演じるのは
映画『SCOOP!』を始め、数々の映画・ドラマに出演する
人気女優・二階堂ふみさん。
バラエティ番組でも活躍する彼女本人の希望で、
「キャラクターを女に変えず、敢えて男のままで」となったそう。
敢えての男役に挑む彼女のチャレンジ精神にも、期待したい所です。
千葉も交えたオリジナルストーリーが展開
今回、映画の監督を務めるのは『テルマエ・ロマエ』シリーズや
『今夜、ロマンス劇場で』を手掛けた武内英樹さん。
脚本はTVドラマ『僕たちがやりました』の徳永友一さんが担当。
先述の通り原作が未完であることから、
第三の対抗組織・千葉も登場するオリジナルストーリーが展開するとの事。
先日もLIXILとの謎コラボが有りましたが、
今回の映画化もまた誰がGOサインを出したのか謎な発表。
いや、面白そうなんですけど稼げるのかという心配が。
雰囲気的に及川光博さんとか出てくれたら、
より一層(個人的に)盛り上がるんですけどね。
追加キャスト発表も楽しみです。
映画公開は2019年予定。
埼玉と東京、麗と百美、そして現れる第三勢力。
埼玉の開放と、二人のラブストーリーはどんな展開を迎えるのか。
続報を期待したいと思います。