『青のフラッグ』第31話 あらすじとネタバレ感想~わてと友達になっておくれやす

18/06/07web・スマホマンガ, 更新情報ジャンププラス, 青のフラッグ

ジャンプ+にて連載中、KAITOさんの
青のフラッグ』最新話が公開されました。

最新話はこちらから

前回の感想はこちら

この記事の目次

[スポンサーリンク]

「第31話」

それは私の本意だろうか。
それで選んでいいのだろうか。

青のフラッグ 第31話より

モノローグと共に流れるのは模試の結果表。
恋と夢、今と未来で揺れる心は思い悩みます。
後悔を、あなたのせいにしてしまわないだろうか、と。

廊下を歩く中、女子に呼び止められた太一。
振り向くとそこには二葉の友人たちの姿が。

青のフラッグ 第31話より

太一の返事も待たず連れ去られた先で、
彼女たちが詰め寄ります。

青のフラッグ 第31話より

別にそんな仲良くないけどと否定しますが、
彼女たちはうそつけと一蹴。

空勢チャンと付き合いだしたのに何で
八木原とも仲良くなってるんだと矢継ぎ早に
問い詰める彼女たち。
言い返す間もなく次々に言葉を並べられます。

青のフラッグ 第31話より

絶対何か企んでるから!と忠告をしてくる友人たちに対し
マミをフォローしようとしていますが、
これだから男ってと去って行ってしまいました。

女怖…と思う太一が再び歩くと、
その先で談笑しているトーマと二葉が。

青のフラッグ 第31話より

目の前の光景に呆然とする太一。
でしたが、二人の間から突如顔を覗かせるマミ。

青のフラッグ 第31話より

一ノ瀬も見てみてと彼を呼び込み、
スマホの画面を見せ始めます。

マミはスマホの写真を見せ、何だと思うと太一に質問。
タンポポ?と答えますが、違う花らしい。
知ってる二葉とトーマがレアなんだと話すマミに、
盛り上がるトーマたち。

そんな中教室から出てきた真澄に二葉が声をかけようとしますが、
彼女は一瞥し、逆方向へ歩いて行ってしまいました。

青のフラッグ 第31話より

ちょっとごめんねと三人に声をかけ、真澄の歩いていった方へ
走り出す二葉。
走っていく彼女を見つめる太一をトーマが茶化します。

青のフラッグ 第31話より

お花の名前分かるとかカッコいいよねー、
そーゆー趣味欲しーと話すマミに
ブランドとか詳しいじゃんとトーマが返しますが
なんか違ーうと反論。

そんな二人を見ながら、
二葉の反応の違いを思い返します太一なのでした。

青のフラッグ 第31話より

それから次の授業も終わり、
太一たちの教室に顔を出すマミ。
教科書を整理する太一に声をかけます。

青のフラッグ 第31話より

突然の彼女の登場に驚く太一でしたが、
マミは気にせずトーマは?と質問。
見回すと確かにおらず、友達とどこかに行ったのではと結論付けます。

悪いんだけど教科書貸してくんない?と
話を切り替えるマミ。
良いけどと差し出すと、お礼に今度オゴるねと感謝を述べます。

話し続ける彼女を他所にふと太一が向けた目線の先で、
訝し気にこちらを見つめる二葉の友人たち。

青のフラッグ 第31話より

友人らの目線が痛く、マミの誘いを断りますが
彼女は空勢さんも絶対気にいるのにと折れる気配が有りません。
口実を思いつかず、黙り込んでしまう太一。

青のフラッグ 第31話より

怪訝そうに顔を覗くマミに対し、
太一はソレを伝える為に中庭に誘い出す事にしました。

二人になり、改めて話を切り出そうとしますが、
どう言ったものかまとまらない太一。

青のフラッグ 第31話より

痺れを切らしたマミに対し、
しどろもどろに説明を始めます。

青のフラッグ 第31話より

付き合ってるじゃんとの言葉に、うんとだけ答えるマミ。
だからそのなんつーかと続きが出せない太一を見て気付いた彼女は
一歩後ずさり、空勢さんに何か言われたのかと問いかけます。

青のフラッグ 第31話より

自身を卑下しだすマミに対しそういう訳じゃないと
説明しようとしますが
それを遮り、じゃあ何が問題?と語気を強めるマミ。

青のフラッグ 第31話より

マミはしっかりと太一の目を見つめ、
自身の気持ちを伝えます。

青のフラッグ 第31話より

その言葉に、理解が追い付かず返事出来ない太一。
言葉が返ってこず、マミの顔もどんどん険しくなります。

青のフラッグ 第31話より

黙り込む二人に、突如声がかかります。
現れたのはケンスケ。

青のフラッグ 第31話より

何マミの事泣かせてんだと
太一の襟をつかみ上げ激昂します。

泣いてないからと必死で否定し放そうとするマミに対し、
泣きそうになってんだろがと言い返すケンスケは、
太一に対し何をしたんだと今にも殴り掛かりそうな勢い。

一ノ瀬と大事な話してるからアッチに行けと無理矢理に引き剥がします。
が、ケンスケは大事な話ってなんだよと退かない様子。

アンタには関係ないと答えるも、コッチには関係あんだよと
しつこい彼は、その理由を言い放ちます。

青のフラッグ 第31話より

彼の発言に戸惑うマミ。

ともえは可愛いしいい女だし好きだった。
ただ一番はお前だった。
そんな状態で付き合えない。
だから別れた。

その告白に驚愕するマミ。

青のフラッグ 第31話より

オレはただお前がと気持ちを伝え続けようとするケンスケでしたが、
なんで友達としてみてくんないのよ、とマミが喚き立てます。

青のフラッグ 第31話より

感情を爆発させる彼女に、
ケンスケは素直に答えるしかありません。

青のフラッグ 第31話より

しかし、その言葉が一番聞きたくなかったマミ。
堪え切れず、太一の腕を掴み歩き出します。
ケンスケは止めようとしますが、
マミは本気で拒否。

青のフラッグ 第31話より

立ちすくむ彼に振り返りもせず、
校内に戻る二人。

少し歩き、マミに声をかけようとする太一。
彼女は振り返らず腕を掴んだまま、ごめんと一言。

仕方なし、太一はそのまま黙り込み落ち着くのを待ちます。
が、その後ろ、階段の下を見て次の波乱が訪れた事に気づきます。

青のフラッグ 第31話より

何故なら、今一番出会ってはいけない人たちと
鉢合わせてしまったのだから。

青のフラッグ 第31話より

感想

冒頭の二葉のモノローグから進路相談とか
真剣なお話になるかと思いきや、
またまためんどくさくなってきました!

夏休み以降、やけに太一に絡んできていたマミ。
てっきり鞍替えか太一を利用してトーマに近づくパターンかと
色々と予想したものですが、
その実一番めんどくさいパターンだったー。
とりあえず色々邪推してすみませんでしたー!

マミ自体がめんどくさい訳じゃないんですけど、
いやめんどくさいか。
恋愛事情に敏感な高校生方の中じゃ
「男女間の友情」は異端でしかないですよ。

個人的には男女間の友情は有る派だと思います。
実際自分にも男女問わず友人は居ますし。
ただ、その友情がいつまでも友情なのかというと違うと思う派です。
友情から恋愛感情になるのも十分に有りうるかと。
親密になる事で芽生える感情も有りますし。

とどのつまり、男女間の友情は
本当にお互いが友達と思っているか、
どちらも恋愛感情のレベルに至っていないか、
どちらかが友情の先に行くのを我慢しているか諦めているか
のいずれかだと思います。
もちろん男同士女同士でも、ですが。

お互い気まずい
青のフラッグ 第27話より

実際太一もマミに対しては本当に友達だと思っているでしょうし、
マミもそうなんでしょう。
以前から仲良くなれそうな気はしていた太一が彼女出来たし、
晴れて友達として仲良くなれそうって思ったのかしら。
しかしながら周りがそうは思わない世知辛い世の中。

男と女はどこまで行っても男と女。
そう思うのが世の常なんですよねー。

あれだけトーマLOVEにしか見えなかった彼女。
クラスメイトたちもそう思っている様で
異性と仲良くするっていうのは
傍から見ると言い寄ってるだけにしか見えない。
そう思われるのが苦痛で仕方なかったのかもしれません。

そう思えばトーマはマミの肩を持ったりしていましたし、
その感情を理解していた節も有りました。

青のフラッグ 第29話より

もしかするとトーマだけが唯一「男友達」をしていたのかも。
引導渡せと言われた時の表情も、
「いや、そんなん言われてもボクら友達ですし…」って
事だったのでしょうか。

青のフラッグ 第25話より

まぁマミがどういうつもりだろうと
二葉や友人、クラスメイトたちがどう思うかも大事な訳で。
そうなるとどう思われるかも大事な訳で、
太一さんはそんな周りからの感情に耐えられるほど
出来た人間じゃないんですわ。

太一やケンスケとのやり取りを見るに、
マミ自身、今までもそんな風に毛嫌いされたり
拒絶したりされたりと有ったんでしょうね。
この表情がもう可愛い、じゃなくて悲しい。

青のフラッグ 第31話より

以前シンゴに釘を刺された時のあの睨み。
てっきり「邪魔すんな黙ってろ」的表情かと思いましたが
「オマエも恋愛脳かよ」ってことだったんでしょうかね(笑)

お前がどういうつもりだろうと
青のフラッグ 第29話より

恋愛脳なのは読者の私たちでしたねすみません。

二人きりで、腕を掴まれているこの状況を彼女である二葉と
マミの行動を一番本意と真逆に取っている真澄さんに
見つかってしまったこの状況。

マミもまた、ある意味「性別」に悩む人間であった訳ですが、
真澄との理解に至るまでは道が長そうです。
仲の良いトーマもまだ言ってない様ですし。

信じてないってことじゃないの
青のフラッグ 第29話より

真澄とマミが大口論になって太一と二葉が
大慌てする様子が目に浮かぶ、
果たして一体どうなるのか気になって仕方ない
次回更新は7月4日、来月です。遠い。

それまではケンスケくんの元彼女、
ともみちゃんが登場する25話も配信中の
スマホアプリ「ジャンプ+」で過去話を見て
マミの行動を改めて見直しておきましょう。

ダウンロードはコチラから↓

少年ジャンプ+最強人気オリジナルマンガや電子書籍、アニメ原作コミックが無料で毎日更新の漫画雑誌アプリ

少年ジャンプ+最強人気オリジナルマンガや電子書籍、アニメ原作コミックが無料で毎日更新の漫画雑誌アプリ

SHUEISHA Inc.無料posted withアプリーチ

にしてもケンスケくん、太一がいるにも拘らず
男らしく告白していますが、
これが好きな女の子にする扱いなのかなー(笑)

青のフラッグ 第31話より

スポンサーリンク