『BLACK TORCH』第19話(最終話) あらすじとネタバレ感想~2>109という理不尽な結果に終わる

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ジャンプ+にて連載中、タカキツヨシさんの
BLACK TORCH』最新話が公開されました。

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この記事の目次
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#19【ONCE AGAIN】

天鬼の作り上げた空間の中で繰り広げられる
羅睺の力をまとった弐郎と天鬼の戦い。

天鬼はその攻撃を冷静に捌きながら、
挑発するかの様に弐郎に声をかけ続けます。

BLACK TORCH #19より

天鬼の放つ気を喰らい、土煙に覆われる弐郎。
煙の中から現れた彼の姿を見て、
随分と精悍な様相になったなと笑みを浮かべる天鬼。

BLACK TORCH #19より

これ以上の戦闘は無意味、頃合いかと判断する天鬼は
その力を喰らうべく、次郎の方向へ手を伸ばしますが、
次郎はまだ抵抗を続けます。

口から放とうとした気を即座に防ぎ反撃。

BLACK TORCH #19より

まだ吠える気力があるとはと称賛しますが、
奥の手を出すには遅すぎると、手を薙いで吹き飛ばします。

崩れ落ちる弐郎。
歩み寄る天鬼に、羅睺は必死で叫び続けますが、
聞く耳を持ちません。

BLACK TORCH #19より

動かない弐郎に対し、語りだす天鬼。

ここまで計画を狂わされたにも関わらず、
何故お前に対して怒りや憎しみを抱かないのか。

BLACK TORCH #19より

それが、天鬼の辿り着いた答え。

BLACK TORCH #19より

お前の敗北を知った人間どもは落胆し、
失望し責める者もいるだろう。
しかしこうして拳を交えた私だけは
お前の健闘を称え称賛しよう。

BLACK TORCH #19より

言葉を返さない弐郎の胸に手を置き、
最後の言葉をかける天鬼。

お前の命は私が背負っていく。
そう呟きながら、胸の装甲を砕き始める。
飛び散る返り血も厭わず、さらば同胞〈とも〉よと別れの言葉を口にします。

が、最後の力を振り絞り、
口から再度気を放つ弐郎。

BLACK TORCH #19より

その力は天鬼を打ち抜き、
奥に建つ建物をも吹き飛ばしてしまいました。

BLACK TORCH #19より

無意識、いや、闘争本能と言うべきか。
片腕を吹き飛ばされてもなお冷静に、
弐郎の行動を感嘆する天鬼。

BLACK TORCH #19より

真正面から互いの命を削り合う闘争、
生きるという事は本来こういった事だと話す天鬼に対し、
弐郎は何も言わず、その胸に指を向け
そのまま倒れ込んでしまいました。

BLACK TORCH #19より

弐郎の体を覆っていた装甲が散り始め、
彼の最後を確認する天鬼。
だが、最後の所作が腑に落ちず考えた後、
その真意に気付き慌てて後ろを振り返ります。

そこには、宙に浮かぶ割れた結界。

BLACK TORCH #19より

眼を見開く天鬼の耳に、聞きなれた声が届きます。

今の自分が動いても、ただの猫が横を通り過ぎただけ。
妖力が無いのがこんな所で役に立つとはな。

声の主に振り返らず、よせと声をかける天鬼。
ですが、その主はニヤリと笑い、倒れている相棒に声をかけます。

BLACK TORCH #19より

黒い柱が立ち上り、土煙が舞い上がる。
徐々に晴れていく煙の中から聞こえてくる、咳き込む弐郎の声。
目覚めはどうだと尋ねる羅睺に最悪に決まってると悪態を吐きます。
いつもの様に口論する二人を見つめる天鬼。

BLACK TORCH #19より

その目線に気づき、弐郎が声をかけます。

BLACK TORCH #19より

彼らの姿を見て、相対していると
自分が馬鹿馬鹿しく思えてくると口にする天鬼。
おかげで一つ学んだと言いながら力を込め、その手を上に向けます。

物事は単純であるべきなのだ。
自身の学習から、大きな槍を作り上げる。

BLACK TORCH #19より

流石に怒らせちまったみたいだなと軽口を叩く弐郎。
お互いに声を掛け合い、天鬼の放つ槍に立ち向かいます。

BLACK TORCH #19より

襲い来る槍を踏みつけ、飛び上がって避ける弐郎。
勢いそのままに羅睺の力を振り抜きます。

ありったけの力を、正真正銘全身全霊でぶちかます。
二人の気合十分に放たれた全力は、
かつての羅睺の姿そのままに現れました。

BLACK TORCH #19より

拳を振り下ろし、天鬼ごと地面を打ち抜く羅睺。

BLACK TORCH #19より

弐郎はその頭に飛び降り、妖気に慣れたとはいえ厳しいと深く息を吐きます。

弐郎の確認に手応えは有ったと羅睺は元の姿のままで話します。
そして、陥没した地面に向かい、生きてるかと問いかける弐郎。
返事も待たず、自分も散々な目に遭わされたが一個学んだと宣言。

BLACK TORCH #19より

それだけかよとツッコむ羅睺に悪いかと言い返す弐郎。
その目の前の陥没した地面から、突如黒い影が立ち上ります。

確かにそれも一理あるかもしれんと言葉を返す天鬼。
しかしそうであるならば、この勝負は同胞の多い方が勝つ。

BLACK TORCH #19より

組み上げられた柱から延びる無数の触手で襲い掛かる天鬼。

BLACK TORCH #19より

羅睺は避け切れずガードしますが、防御の上から妖力をこそぎ喰らう
触手の猛攻に、削り殺す気かと慌てます。

焦んなよ相棒。
呟きながら右腕に妖力を纏わせる弐郎。

BLACK TORCH #19より

どう手を貸せと言うのか、戸惑う羅睺でしたが、
いつも通りぶん殴れと言い放ち、飛び出してしまいました。

自ら的になるなら、お前の肉体も喰らうだけ。
弐郎の愚挙とも取れる突進に対し、そう返す天鬼でしたが、
彼の後ろには拳を振り上げる羅睺の姿が。

BLACK TORCH #19より

羅睺の拳のスピードに乗り、一瞬で距離を詰める弐郎。
天鬼はふと笑みを浮かべ、その拳を受け入れるのでした。

BLACK TORCH #19より

天鬼の創り上げた柱は崩れ、地面に落ちる二人。
羅睺が猫の姿に戻りながら近づくと、
弐郎はまた死ぬかと思ったと体を起こしました。
無茶苦茶ばっかりしやがってと叱りつける羅睺と弐郎の前に、
スーツ姿に戻った天鬼が姿を現しました。

BLACK TORCH #19より

煙草に火を付けながら、自身の考えが正しかったと口にする天鬼。
敗因はただ一つ。
お前たちの方が強者で、私の方が弱者だった。
ただそれだけのことだ。
どこか清々しいかの様な表情で、二人を見つめます。

突如、大きく揺れ出す地面。
この空間も自らと共に消滅する。
天を仰ぎながらそう口にする彼は
死にたくなければ元来た門から脱出し、生きて仲間の元へ戻れと忠告。

BLACK TORCH #19より

強くあれ、我妻弐郎。
少なくとも私より弱い者に負けないでくれと
身体が消え入りながら、勝者に願いを送る天鬼。

BLACK TORCH #19より

その言葉を最後に、消滅した天鬼。
それに合わせ、空間の崩壊が加速します。
羅睺に急かされ門へと急ぐも、弐郎は反動からか
身体に力が入らず膝を着いてしまいます。

BLACK TORCH #19より

根性見せろと言葉を浴びせられ、
何とか立ち上がりふらつきながらも門へ向かう弐郎。
崩壊に追いつかれるその瞬間、門から延びてきた手に引かれ
そこで彼の意識が途切れるのでした。

BLACK TORCH #19より

気が付くと、病院のベッドに寝ていた弐郎。

BLACK TORCH #19より

泣きながら良かったありがとうと言葉を並べる花に
こそばゆい思いをしながらも、最後の事をうっすら覚えている彼は
助けてくれた仲間への感謝を思います。

BLACK TORCH #19より

それから更に2日。
一連の騒動はコンビナートを一つ潰し、
大規模火災事故として処理したとの事。

しかし、主に物ノ怪について
処理が終わっていない事も多々残っている。

BLACK TORCH #19より

自身と羅睺の処遇についてもと綴っていたPCがエラーを起こし
頭を抱える弐郎。

BLACK TORCH #19より

その横で、のんびり出来ていいじゃねえかと
あくびをしながら呆ける羅睺。

悪態を吐く弐郎を見て、気にしてんだろと尋ねます。

天鬼が言った最後の言葉。
気にしてねぇよと言う弐郎を見て、こっからは独り言だと
羅睺が語り始めました。

あいつが言った事も間違ってねぇと思ってる。
何のかんの言って最後は「力」が物を言う。
綺麗事だけで済めば誰も不幸にはならない。
人間が猿になる前から今に至るまで、
世界はそう出来ている。

BLACK TORCH #19より

そこには弱いも強いも、善も悪も、
敵も味方も、損も得も関係ない。
自分の頭で考えて、それでも尚「許しちゃおけねぇ」と肚を括ったなら、
思いっきりやればいい。

BLACK TORCH #19より

彼の言葉を聞き、歌の歌詞かよと茶化す弐郎。
羅睺も独り言だっつってんだろとツンケンに返します。

黙り込む二人の元にやってくる【黒の灯火】のメンバーたち。

BLACK TORCH #19より

花は事後処理でたらい回しにされ、
一華は呂蓮の手続きに常に同行させられと
激務に追われていた様子。

BLACK TORCH #19より

今日はもうオフにして、打ち上げと零司の快気祝いだと言い出す司場。
飛ぶ鳥も時には翼を休めるもんさと良いセリフを放ちますが。

BLACK TORCH #19より

そんな彼らを見て、ぼーっとしたままの弐郎と羅睺に声をかけます。

【黒の灯火〈ブラックトーチ〉】我妻弐郎。
相棒の羅睺と共に、仲間たちと共に、再び歩き始めるのでした。

BLACK TORCH #19より

感想

やってきました月一連載の『BLACK TORCH』、
移籍4話目にして最終回!
…やっぱり終わってしまいました。

移籍直後から最終決戦に向けて動いてるようにしか見えませんでしたし、
予想通りと言えば予想通りなんですが……何とも残念。
web掲載って雑誌掲載よりある程度緩いイメージなんですが、
そういうものでもないんでしょうかね?

「弐郎と羅睺の世界には色々とあるけれど、彼らのお話はここまで」
と考えれば、まぁ納得出来るかなと。
一華のお母さんとか、零司の兄とかその辺はまぁ、追々よ(笑)

BLACK TORCH 第7話より

お話自体は若干残した伏線は有りながらも、
すっきりと終わりましたし満足です。
正直この先進めても、天鬼以上の敵は出ない気がしますし。
強さ的なモノでは無く、存在感的なモノで。

死体を貪る天鬼
BLACK TORCH 第16話より

弐郎と天鬼の、互いの命を懸けた最終決戦。
羅睺の力に飲まれながら健闘しましたが
結局弐郎一人では敵いませんでした。

最後の力を振り絞り、相棒を救い出した弐郎。
羅睺も彼の行動の真意をくみ取り、見事振出しに戻る形に。

しかしながら以前と違う事が有りました。
それは弐郎が妖気に対して耐性と慣れが出来ていた事。
羅睺の元の姿を出現させてなお、
余裕のとれる状態になっていました。

BLACK TORCH #19より

108の同胞の力をもってしても、
一人と一匹に敗北した天鬼。
彼があれだけ求めた羅睺の力が証明された訳ですが
本当にあの物ノ怪たちの死に損感半端ない(笑)

止めを刺して、即座に戴く
BLACK TORCH 第16話より

自らの敗北を認め、相対した敵の強さを認めた天鬼。
笑ってその敗北を受け入れ、
無様を見せず散って行った彼は中々に良い悪役だったと思います。

彼を始め魅力的なキャラクターが多かっただけに、
ここでおしまいというのが本当に惜しい。

折角だし零司と兄の決着とか
伊吹と文殊丸の日常とイチャつきっぷりとか
色々見てみたかったものですが、
最終巻に何かしらの描き下ろしが追加されるのを期待しています。

最終巻第5巻は8月3日発売。
タカキツヨシさんの次回作にも、期待しております。
連載お疲れ様でした。

BLACK TORCH』はスマホアプリ「ジャンプ+」で
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コミックを買う前の予習で見て戴くのもおススメです。

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